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日々雑感 その20

ここでは日々思いついたこと、かつて経験したことなどをランダムに記述していきます




2025年12月12日
<Let's Note>
企業で使っているところは多いのですが、私も今のSRタイプがパワー不足のため新しくSCタイプを導入しました。しかし高価。中国製は情報が漏らす隠しコマンドが仕込まれているという噂もあるので選択肢が限られます。大企業で支給品であれば、漏れるのは安物を選んだ企業側なので、どうでもいい(わけではない)のですが、自分が責任者だと高価でも安全を選ぶしかありません。
くるくる回すホイールパッドは賛否両論ありますが、使い慣れると便利です。 難点はキーボードがボタンの奥行が少し小さいので他のPCから乗り換えるとミスタイプが多いということくらい。
CPUは最上級を買ったのですが、CPU名がUltra 7。これをカタカナで書くとウルトラセブン。別にどうってことはないのですが。。。。


2025年12月12日
<爆撃機>
USの爆撃機の配備計画は面白い。冷戦時代に作られた可変翼超音速のB1はレーダにでかでかと映るので、時代に合わないとしてB1Bに置き換えられたがそれでもステルス性がないということでついに数年かけて退役。先日大西洋もアフリカ大陸も超えて任務を遂行したB2も新型のB21に置き換えるのだそうです。では全部B21になるかというと残るのはなんとB52。8発ものエンジンと旅客機なみの巨体はステルス性とはまったく無縁。なぜ残るかというと、搭載量が多いからだそうだ。
つまり超音速にするために小型化したら物量が積めなくなったが、ステルス性もないからどうせ無いならB52でいいじゃんという割り切り。初飛行はなんと1952年。
ただ、パイロットのインタビューによると、B52は操縦に癖があって特に着陸がむつかしいのだそうです。空軍の本音としては新しいのがほしいのでしょうけど。。


2025年12月12日
<経済>
ここのところ、経済学を勉強しなおそうと思ってマンキューを買って読んでみました。経済学と物理は似ているところがあって、両方ともモデル化の学問ということです。ただ、物理がモデルを作り仮説を作ったら実験で確認できるのに対して経済学は実験ができないということが大きな違いでしょう。だからどうしても事例に頼らざるをない。
しかし日本はその点ギャンブラーとも言えるアグレッシブさを持っています。リフレ派と言われる学者の仮説は、どうしようもなくなった日本経済の起死回生策としてほとんど博打のように政策が打たれました。結果は過去10年を見ればわかる通り、株価は上昇、なんとかデフレの出口が見えたのでこれは成功でしょう。批判される方もいますすが、株価が上がって、就職事情が劇的に改善したのは事実です。
現在はコストプッシュのインフレになっていて、これを金利で抑えるのはスタグフレーションの危険がありますが、なぜか日銀は利上げがしたくて仕方ない。景気がよくなりディマンドプルのインフレになったら金利を上げて抑える、というのは経済の教科書にありますが、結果と原因を逆にしているのでは?と思ってしまう。つまり金利をあげる=景気をよくした→日銀はすごい、という話なのかなと思ってしまいます。全然景気はよくなってないですが。。
インフレだから金利を上げる、というのは熱が出たからロキソニンを飲むというのと同じような話ではないかなと。


2025年11月22日
<戦略?>
JMSのガイドを見てちょっと気になったのがやはり日産。最初に出ているのがエルグランド。会社を復活させるだけのインパクトはおそらくありません。上半期の決算も研究開発費の先送りで赤字を1000億以下に抑えたものの通期ではそれもできないのでおそらく2000億を超える赤字が見込まれます。役員がホンダの2倍近く、報酬は倍以上という状況はほとんど改善していません。


2025年11月22日
<EV>
ジャパンモビリティショーの目玉商品が少し変わったかなと感じます。日米ではEVは失速、欧州もEV見直しの気運がありますが、きつい言い方をすれば未完成の技術を見切りで出しているのである意味当然。
未完成である理由は自動車に求められる柔軟性が無いこと。これは航続距離が短い上に充電に時間がかかること。ガソリンは5分もあれば入れて再スタートできますが、急速充電でバッテリー寿命を縮めることを避けると数時間単位。しかも電池は製造にお金も資源もかかりますし、寿命が短く、廃却にも多大な資源が必要で不法投棄による環境汚染も深刻。さらに言えば車重が増えるのでエネルギー効率が下がる上に道路が痛み、その補修にも多大な資源、資金が必要。
欧州がEVを推進したのはHEVの優位性があるトヨタを市場から排除したかったからであり、もとからCO2は気にしていません。その証拠にEV天国のノルウェーは原油を売って経済を回しているので実際のCO2排出原因を作っている量からいえば世界有数です。
私はEVに反対しているのではなく、上記欠点を腰を据えて技術開発を行うべきと言う立場です。市場問題が無く最も合理的に判断できる日本ではEVは売れていないし、長距離を前提とする米国でも売れていない。自動車メーカは流行を追うのではなく、しっかり技術開発をして市場投入すべきでしょう。日産のEV中古車の相場を見れば補助金もらってもEVは乗りたくないなと思います。


2025年11月20日
<商品戦略>
私はDENSOにいた1980年代に流行った車はトヨタではマークII、ソアラ、モータースポーツでは名前が復活した86(当時はレビンと呼ばれてましたが)です。日産はソアラに対してはシルビア、マークIIにはスカイラインを当ててきましたが、これがスカイラインの不幸の始まりでした。S型6気筒のレースで活躍した通称箱スカは、ここで準高級セダンとなり、何をやっても半端な車になってしまいました。この体質はゴーン時代に復活したR30GTRまで続きましたが次のモデルではまた太ってしまったり、そのうち庶民には絶対手が届かない値段になってしまったりと今では日産は何をしたかったのだろう?と疑問視されるような状態になってしまいました。
かつてマークIIという中途半端な車が売れたのには理由があります。4ドアで便利、ちょっと高級っぽくて女の子を誘うには見栄えはいいし、そこそこ馬力もあってしかもそんなに高くない。だから私の新入社員時代には特に工場の連中には人気がありました。少しお金が出来た人はソアラ買ってましたが。なぜ工場か?工場の連中のほうが技術者よりもお金があったからです。私の技術者の友人はカローラを買ってました。
つまりは人気の理由は若者がナンパするのに手が届いてかつ見栄えがいいというところにあったわけです。で、スカイラインの「新型」を見るとその発想から抜けきっていないにもかかわらず500万以上と高価。市場を見誤ってない?というのが正直な感想です。
では中高年層に売れるかというと、V型6気筒300馬力で燃費の悪い車が売れるかというとハイブリッドであればクラウンクラスでも同等の動力性能、価格で倍は走ります。体感的には運動性能、特にレスポンスはガソリン車はハイブリッドに勝てません。しかもクラウンとスカイラインでは車格はクラウンのほうが上で値段は変わらない。誰が買うのだろうと言う疑問を日産は持たないのかなと。


2025年11月19日
<シンクライアント>
新しいクライアントではありません。Thin.つまり薄っぺらなクライアントで、ローカルにデータを置かないことからセキュリティを守る切り札みたいにして登場しました。実際は仕事が進まないほど遅いし、電池は2時間持たないし、ネットが切れたらお茶が飲めるくらい待たされるし、と生産性はボロボロになりました。
電車で置き忘れても情報漏洩が無い、というのが特徴ですが、車にたとえるなら交通事故が起きても人がケガしないように最高時速を4km/hに制限しました、でもガソリン1Lで1kmしか走れません、というようなもの。
かつてDENSOにいたころ(私はまだ20代でしたが)刈谷市の交通安全協会の会長というお爺さんが来て講演をきかされたことがあります。いわく
時速40kmというのは人間が走る速度ではないのだから、そもそもそんな速度を出してはいけないのだ、とのこと
こいつ馬鹿なのか?と思いましたが、シンクライアントって同じ発想です。事故が起きた時に管理部署が責任を問われないように、という役人的発想と感じました。もっともマイクロソフトにとってみれば良いカモですが。


2025年11月12日
<AIバブル>
USのIT大手は社債発行ラッシュ。なんと40年債(40年後にその会社あるのか?)もあるとのことでしかも応募は募集の4倍だとか。情報源はモハPチャンネルさん。デタラメが多い経済評論の中で信頼に足ると判断した数少ないチャンネルです。
それはともかく、この先AIで何が出来るか、というと結構単純事務作業は効率化されていきます。ただ、条件としては元データがキレイであることが条件。そのうち、
「少し合計間違ってるけど適当に直しておいて」
で直してくれるAIも出てくるのかもしれませんが。
みんながAIを活用し始めると、かつて株式市場、債権市場で起きたことがここでも起きることが予測されます。確率微分方程式を使った株式や債券の取引が一般的ですが、途中でうまくいかなくなりました。それは周りは同じツールを使っていないという仮定になって確率は成立するからです。
つまり全員が同じ方法をとるともはや確率過程ではなくなるわけです。同様にみんながAIを使い始めるとAI同士の攻防になります。市場予測の裏の裏の裏の裏までかくようなAIが出てくるともやは人間が決めたほうが早かったりします。ただこの方向性は株式市場同様、止めることは不可能で企業は乗るしかない、という状態になるでしょう
もう一つ大きな影響は失業です。工場もロボット化で少人数で回せるようになるでしょうし、非定形作業も遠隔操作を含めて省力化は進められます。人手不足になるのは技術とか専門知識とかが必要な分野であり、工場、事務、建設などは、これから人が余っていき失業問題がでます。外務省が労働人口が足らないから外国人入れると言ってますが、業種によるばらつきを全く無視しているのが故意なのか世の中が見えていないのかはわかりません。
それこそAIに分析させたらどうでしょうか?


2025年11月05日
<馬の首>
と聞いて、ああ、あれね、と思う人は少し天文学をかじった人。オリオン座の三ツ星の少し下にある星雲です。もちろん私の自宅からでは双眼鏡でも、なんかあるかな、くらいにしか見えません。暗黒星雲という物騒な名前ですが、別に悪役がいるわけではなく、星間物質が光を通さないだけの話です。
暗黒というとダークマターとかいうのもありますが、これはいまだもって見えいないし触れもしないけど質量だけあるというわけのわからない「物質」です。もともと銀河の回転速度の分布がどうやってもおかしいから想定されたのですが候補はいろいろ出てもまだ決定打にはなっていません。
宇宙がどうやって出来たか、とか明日の業績発表には全く関係ない話ですが、地球が無関係かというとそうでもありません。かつての氷河期が銀河衝突で起きたという説もあるくらいなので、宇宙をなめてはいけません。もっとも少なくとも数百万年ー数千万年というタイムスケールの話なので生きてるうちには経験できませんが。
今、見えるのはレモン彗星と言われますが残念ながら3等級は見ることができませんでした。次の機会をと思いますが、次に来るのは1100年後だそうで、たぶん生きてないでしょう。ちょっと残念。


2025年11月05日
<すばる>
車ではありません。オリオン座の右上のさらに右上にある散開星団です。昔はこれがいくつ見えるかが視力検査だったそうですが、私の自宅からは空が明るくてほとんど見えません。ここで登場するのが双眼鏡。首は疲れるのですが結構見えます。
天体観測というのは凝り始めるとお金がかかりますが、すばるや木星の衛星くらいなら双眼鏡やフィールドスコープでも観測できます。以前天体望遠鏡を使ったこともありますが、まず赤道儀の設定が出来ない。適当に設定して覗くと真っ暗でどこ見ているかわからない。昼間に補助の望遠鏡と軸を合わせておくことが必要ですが、それでも倍率が違うので見えない。
ご存知の方も多いでしょうけど、天体望遠鏡は倒立像の上に屈折儀は45度とか90度のミラーがついているから、端っこにとらえてもどっちに動かすか迷って見失う。で、やっと捉えたと思ったら「え?こんな見え方しかしないの?」という失望感。
写真で見るアンドロメダ大星雲みたいなのが見えるかと期待したら、ぼやっとしたピントの会っていない星みたいに見える。
私の友人に天体観測を趣味にしている人がいますが、いつも使うのは口径30pのドブソニアン。見るのが趣味なので赤道儀はいらないと。自分で主鏡を作るというすごい人でした。まあ私は双眼鏡ですばるを数えるのが関の山。


2025年10月13日
<コンピュータ入門>
あるコンピュータ初心者講座で、コンピュータにピーナッツバターとジャムの作り方をコンピュータに教えるという課題があるそうです。結構難しい。


2025年10月08日
<さらに良いニュース>
なんとノーベル賞二人目。北川先生、おめでとうございます。仕事柄、なんでも浅く広くでやっている私から見ると、研究に打ち込んで成果を出して、という世界は羨ましいものがあります。
高校まではそこそこの成績だったので学者を目指して自信満々で大学に入学したら、全くだめでした。大栗教授のような天才的な同期は論外ですが、それ以外でも理論を理解するスピードが話にならないくらい差がありました。この時点で学者の芽は無くなり、院不合格がダメ押し、電気工学の院にひっかかったのですが、進学時には民間に行くことをすでに決めていました。
まあ人には向き不向きというか能力というものがあるので仕方ないですが


2025年10月07日
<良いニュース>
ノーベル賞が4年ぶりに日本に来ました。坂口先生、おめでとうございます。ここ2年、経済的に落ち込んだ今の日本を再起動させていく矢先のノーベル賞はなかなか良いタイミングです。
ノーベル賞というと私が学生時代に湯川先生が亡くなり、追悼公演会がありました。湯川先生の直弟子の最後の世代がまだ現役で教授陣におられました。そのお一人に生物物理学の先生がおられて、いつも作務衣を着ていました。どうも学生が「お似合いですね」と余計なことを言ったので気をよくして毎日これを来ていただけでなく、海外からの賓客のお出迎えに空港までその恰好で行ったという伝説もあります。
当時生物学教室ではまた違ったファッションセンスをされた教授もおられ、緑のスーツに黒のシャツという、個性豊かな方でした。理論生物物理では自分の研究室を畳張りに変えた人とか、マクロ生物の教授で予算管理が出来なくて研究室予算が期中でゼロになって秘書が金策に駆け回ったなんて話もありました。まあ、それでも成果を出しているので誰も文句はいわないというおおらかな時代でした。
あと、ノーベル賞の話というと在学中にフロンティア軌道法で福井先生が受賞されましたが、サークルの顧問の教授の友人だったので大騒ぎでした。福井先生は工学部だったので先を越された理学部の先生は機嫌が悪かったのを覚えています。まあ学者の世界もいろいろかと。


2025年10月05日
<英空母>
クィーンエリザベスに続き英国のインド太平洋地域に派遣される空母打撃軍の空母の名前が
「プリンスオブウェールズ」
紅茶を思い出すのは私だけではないのでは? クィーンエリザベスも豪華客船しか思い出さないし、他に名前ないのか?


2025年10月02日
<老齢化>
私がこの町に引っ越してきたのは23年前ですから当時40歳代の方も今は定年。今日は町内会の運動会ですが、なんとも平均年齢の高いこと。次の世代がここに戻ってくればまた若返るのでしょうけど、それは私の住んでいるところがまだ東京通勤圏にあることで期待が持てるだけの話。
そうでない町は一旦出て行った若年層はもどってくることはありません。地方創生という政治家もいますが、職があることが大前提になります。一発モノの公共事業で人は定着しません。また受け入れる側も文化が変わることを容認しないとトラブルになります。
ひところはやった地方移転はほとんどが失敗に終わりました。リモート勤務が出来る職種は田舎に行く必要がないし、生活コストが1/3とかになるならまだしも、そこまでコストは下がらない。その上、都会が近くにある生活に慣れた人の家族は田舎生活は恐ろしくストレスになります。その上移転先の住民に、祭りだ町内の寄合だと強制されて休みが無くなるという問題もあります。
地方自治体はもう少し工夫しないと衰退を止めるのは難しいと思います。


2025年10月02日
<落とし物>
今日、お客様先に向かう途中で胸ポケットに入れていた定期入れが人にもみくちゃにされるあいだに落としてしまいました。スイカ付き含めてクレジットカード2枚も入っていたので急いで停止処理をしてもらいましたが、その30分後、拾ってくれた方が入っていた名刺を見て電話をかけてきてくれました。駅に届けてくださったので、無事手元の戻りました。
Y村様、本当にありがとうございました。日本はまだまだ捨てたものではないと実感しました。


2025年09月30日
<ステルスマーケティング>
ご存知の通り、これは禁止されています。万が一ばれたら叩かれます。ところがある自民党総裁選候補がステマを実施。自分の動画に称賛コメントをつけろと、つける例文まで指定して支持者に要求したそうです。しかもその例文に対立候補をディスる内容まで含まれていました。これが漏れて大炎上。もれないと思っていたのでしょうか?
こんないじるのが楽しいネタ、ネット民が放置するわけもなくお祭り状態ですが、当の総裁候補は、「ばらされたから、こっちが脅迫を受けている」、と逆切れ。
そんな幼稚な方法でステマをやるほうがおかしいと思いますが、主導したのがなんとデジタル大臣だというのだから、日本からIT人材が流出するのもやむなしかもしれません。


2025年09月20日
<中小企業>
平均年収100万円アップを公約にした世間知らずの政治家がいます。賃金を決めるのは企業であり政治家ではないことを理解していないようです。
では賃上げしやすい環境を揃えてくれるのかというと全く逆で、社会保険の「下の壁」と取っ払ってくれたおかげで、中小企業は社会保険負担が増加し、賃上げどころでありません。
追い打ちのように景気が悪化している最中に最低賃金を上げたため、アルバイトの雇用も減らさなくてはならない。経営者は選択をせまられます。逮捕リスクを抱えて不法滞在外国人を使うか、倒産廃業するか。
耳障りの良い言葉を並べていますが、産業界のことを何も理解していないとしか思えません。ギリシャより財務状況が悪いと言った首相もいましたが、政治家が稼業になってしまっている弊害でしょう


2025年09月20日
<野洲工場>
今では京セラの看板になっていますが、2000年代前半はまだIBMが残っていました。李さんの訃報で少し昔のことを思い出したのですが、転職した当初はとまどいの連続でした。
部門長が20代の私をさん付けで呼ぶのが不思議で、なぜですか?と聞いたことがあります。その時の彼の答えは今でもよく覚えています
「明日、あなたは私の上司になるかもしれないのだから」
日本企業では良くて君づけ、呼び捨てにされる方も多かったのでIBMの文化に驚きました。辞めた私がいうのもなんですが、IBMは結構いい会社です。今まで経験した中では女性が一番働きやすいということは明確に言えますし、昔はポリシーがしっかりしていました。
社訓って覚えてますか?DENSOの社訓は説教臭かった以外何も覚えていませんが、IBMの社訓の上3つはよく覚えています。
1.お客様をHappyに、2.会社をHappyに、3.自分自身をHappyに。
3番目はさすがUSの会社だなと思いました。あと、創業者の言葉で私も座右の銘にしているものがあります。
There is no saturation point in educatiopn.(教育に飽和点なし=学び続けよ)
良い言葉でしょう。


2025年09月18日
<訃報>
私には在日韓国人の友人がいます。いました、というほうが正確でしょう。今日帰宅したら封書が入っていて、彼の息子さんから「父が亡くなりました」という知らせをわざわざ送ってきてくれたのです。
IBM時代に開発チームを立ち上げたはいいけど、開発経験を持つ技術者が転職組みしかおらず、人手不足になったのですが、技術者を自称していた連中は使い物にならないのが大半でした。そこで製造部の若手で生きのいいのを引っ張ってきて教育しようということになって引っ張ってきた一人が彼でした。
彼は開発経験ゼロでしたが勉強家で半年も立たないうちに戦力になり、かなり助けてもらいました。5年ほど前に一度会っていますが、その時には昔と変わらない姿で相変わらず元気だなあと感心していました。まさか私より先に他界してしまうとは思いませんでした。
ご冥福をお祈りします。


2025年08月16日
<和製PC>
以前Let'sNoteでとんでもないトラブルに巻き込まれことがあります。画面の同期がずれて画面がヨコシマ状態で読めなくなる、というので修理に出しました。最初は再現しない、と返してきたので、証拠のビデオをつけて再度修理へ。ボード、SSDを交換して戻ってきてまた再現、最後は液晶パネル交換まで含めて交換してやっと修復。修理担当者のスキルを疑うような状態でしたが、3か月ほどでなんとか治って、今でもちゃんと動いています。
少しでも軽く、ということで富士通製に代えてしばらく運用していたら、24H2のアップデートが何をしても適用できなくなり、タッチパッドも時々動かないという状態になりましたがハードの故障ではないということで修理もできず、富士通の最新型をフルスペックで買いなおしました。なんと40万円。かなり迷いましたが以前のPCでメモリ不足で悩んだので思い切って買いました
ところが半年もたたないうちに故障。SDカードが何もしないのにいきなり認識しなくる、と思ったらまた戻る、ということを繰り返したのち、いきなりハイパネになって電源ボタンが利かなくなるというトラブル。毎回ではなく、1回おきたら再現しないという厄介やトラブルです。タッチパッドくらいなら待てますが、これはさすがに修理だな、ということで富士通に電話したら
「お客様のソフトウエアが原因かもしれないのそのまま返却する場合があります」
と最初から修理を放棄するような発言。どうやったらハイパネ中にアプリで電源ボタンロックするの?と聞いても「再現しなかったら、そのまま戻します」の一点張り。
二番目に出てきた技術担当にいたっては最初からクレーマー扱い。何度か往復しても最後はちゃんと対応してくれたパナソニックとの差は歴然としています。
「これが価格差か。。」
一応引き取り修理には出しましたが、40万円は勉強代と思うしかなさそうです。


2025年08月11日
<地質鉱物>
私が理学部学生の時に不人気だった学科の一つに地質鉱物があります。今では資源探査で引く手あまたではないかと思いますが、その人材を増やそうとするように紹介するようなアニメがありました。宝石拾いが目的だった女子高校生が大学院生にいろいろ教えてもらいながら成長していく様を描いています。
一つ疑問なのは地質鉱物という地味なところ(地質鉱物の皆さん、ごめんなさい)に美人のおねーさんが本当にいるの?というところですがまあ、そこはアニメ、ということで。


2025年08月02日
<津波>
先日、津波警報が出て東海道線などが止まりました。ちょうど新幹線に乗っていたのですが、
「津波です。津波です」
という「着メロ」かと思い、なんというアホな着メロ設定するやつがいるんだ、と思ったら自分のスマホからも「津波です。津波です」と音声が流れてきました
しかし新幹線は全く速度を落とさない。津波→南海トラフ、でも現在走っているのは静岡県、と考えると、どうせまた誤報か?と思ったらあと1時間くらいで第一波が日本に到達するとネットのニュースで知って驚きました。
よく考えたら(いや考えなくても)南海トラフだったら津波の前に地震で新幹線が止まってます。
それにしても再生数稼ぎ目的でわざわざ海岸に津波を撮影にいくアホなYoutuberには、一度流されてこいと本当に思います。


2025年07月06日
<地震>
7月5日日本を大地震が襲う、とネットで話題になり香港便が減便になるなどの影響が出たらしいが、なんともゲン担ぎの好きな中国人だな、という感想を持ちました。
ニューヨークの工場にいたときに同室だった香港出身の友人は(オフィスは低職位は二人部屋)中国って面白いんだよね、とこんな話をしてくれました。
宗教とか神とかそんなものは信じない、と公言してるやつが、ポーカーとかやり始めて勝ち始めると席を立たず、トイレにもいかず、ずっと座り続ける。
曰く「今立ったらツキが落ちるじゃないか」


2025年06月17日
<国鉄の幻影>
弊社は結構不便な場所にあり、遠距離に出張して夜遅くに帰るとバスが無いので行きに乗る駅とは違う駅に行くことがあります。東京から両方とも電車で30分ほどですが、行きに往復切符しか買えないので帰りの駅で清算することになります。東京からの料金を請求されるかと思ったら距離が同じなので清算は不要、ということが4−5回続きました。
ところが同じ駅で同じように「清算必要?」と聞いたら今日は
「この駅で降りるなら往復の切符を全部買いなおしてもらう必要がある」
とめちゃくちゃなことを言われました。いや、東京からの料金は払ってもいいからここで出してくれと頼んでも、「ダメ」の一点張り。
東京からのもう一方の駅までの料金の返金を求めているわけではなく、その区間の権利は放棄するから東京からの料金になるはずじゃないのか?
と図まで書いて説明したら、JR東日本の本社に確認するとの答え
あなた買いなおしって言ったよね?それ嘘なのか?と聞くと
買いなおさないといけないと「思った」


2025年06月10日
<IT版トルストイ:大きなバグ>
おじいさんはバグをとろうとしました。
うんこらどっこいしょ。しかしバグは消えません。そこで新入社員を連れてきました
うんこらどっこいしょ、それでもバグは消えません。今度は派遣社員を連れてきました
うんこらどっこいしょ。それでもバグは消えません。以下略



2025年06月10日
<IT版あかずきんちゃん>
営業さん営業さん、どうして納期が短いの?
それは君が徹夜で頑張ってくれるからだよ
営業さん営業さん、どうして予算が少ないの?
それは君がタダ残業してくれるからだよ



2025年06月10日
<宮沢賢治電子版>
かつてトラ技かなんかにあった詩(うろ覚えですが)

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
極地ノ寒サニモ
赤道直下ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
東ニ大電流アレバ行ッテ測定シ
西に大電圧アレバ行ッテ測定スル
ソンナ測定器ニワタシハナリタイ



2025年06月09日
<地質年代>
カンブリア紀とかデボン紀とか地質年代には地名がつくことが多いですが、日本の地名がついた地質年代が数年前にできました。なんと私の住む千葉県にちなんでチバニアン。
これが何度見てもチバニャンに見えて、ゆるキャラの名前に聞こえるのですが。。まあどうでもいい話ではありますが、


2025年05月24日
<工場閉鎖>
追浜工場ついに閉鎖。一度仕事で訪問したこともありますが、便利な場所でなおかつ古い。売却候補に上がるのは当然と言えば当然。どうせなら前社長のせいにしてしまえと前倒し減損処理を5000億もやって赤字幅を拡大。財務的には工場の売却益が出る上に、来季は減価償却が減るから決算絶好調にな(ってその功績で巨額報酬を手にでき)る、というのがフランス人新社長の戦略のようですが、社長が代わって日産はますます危機的状況になってきたという印象です。
工場閉鎖というと私も経験がありますが、あれはひどかった。私は一応存続可能な開発チームを持っていたのですが、上からはこのままではリストラされるからこいつ(上の友人)を入れろとか、ひどいときにはお前は転勤して、こいつと交代しろ、という圧力が来ました。
役に立たない人を入れる余裕がなかったため、全部突っぱねる、もしくはご退場いただきましたが、上層に逆らいまくったおかげで、昇進には全く無縁になり、唯一味方になってくれた部長の転勤を機に私は追い出されました。しかしその間に体制が強固になったチームはその後20年以上存続しています。上層部に圧力をかけてくれる知り合いがいない人は壮絶な椅子取りゲームを強いられ、リストラの押し付け合いというか足の引っ張り合いが繰り広げられました。こういう時に人間性が出ます。
まあ、フランス人のエリート社長にはどうでもいい話なのでしょうけど、是非護衛をつけずに追浜工場で「君たちは全員リストラだ」宣言をしてほしいものです。


2025年05月24日
<昆虫の楽園>
大阪万博には巨大な海水池があるのですが、ここでユスリカが大量発生、来訪者が虫の大群に悩まされることになってしまったそうです。真夏によどんだ巨大な池、となると蚊の大量発生につながりますが海水だから大丈夫と油断していたら、シオユスリカという海水で繁殖できる昆虫だそうで、刺されることは無いとはいえ、普通に呼吸していたら吸い込んでしまうような密度。
吉村知事が支援を依頼したのはアース製薬。殺虫剤ではキンチョーと並んで(というとアース製薬に怒られそうですが)大手ですが、あの巨大な繁殖池をどうやって潰すか。テーマパークなどの池は必ず水が流れるように作ってあって蚊の発生を防止しているものですが、専門家に相談しなかったのでしょうか?


2025年05月24日
<車>
私が大学生だった80年代では車を持つ学生は少なく、バイクが主流でした。私は貧乏ながらアルバイトをしまくって大学院の時にはバイクも車も持っていました。といってもバイクは8年落ちのFRのファミリア(マツダの小型車)でトラブルだらけ、バイクはXL250というオフロードの5年落ち。こっちはトラブルというか冬場とかエンジンをかけるだけで汗をかいてしまうくらいの調子の悪い中古でした。
トラブルのおかげでいろいろ勉強はさせてもらいましたが、貧富の差はいかんともしがたく、景気よくモテていた私の友人は同時出たばかりの新車、今ではアニメでレガシー級になってしまったAE86に乗っていました。一度運転させてもらいましたが、落差はすごかった。
学生というのは貧富の差を実感する場でもあります。だから貧乏学生はブルジョワに反抗する左翼に染まりやすい、などという話はありません。私のように少し無理してでも耐久消費財に浪費する学生は左翼にはまっている暇などないのです。バイトと大学の実験や試験だけでせいいっぱい。今から考えると学生運動(私の時代にはすでに絶滅危惧種でしたが)とかにはまっていたのはブルジョワが多かったなあ。。


2025年05月23日
<エレキギター>
バンドをやったことがある人なら誰でも知っているエレキギターブランドと言えばフェンダーとギブソン。フェンダーの名作といえばテレキャスターとストラトキャスター、特にストラトはエレキギターの基本形と言っても過言ではないでしょう。ギブソンの名作と言えば某アニメでも有名になったレスポールモデル。こちらも根強い人気があります。
学生時代はレスポール「型」を使っていましたが、これは卒業まもなくして故障、今はストラトキャスター「型」を使っていますが、本物はさすがに買えません。日本製のフェンダーはかなり安くなりましたが、別にバンドでステージに立つわけではないので、セット1万円のなんちゃってストラトで十分。
私は中学も高校もお金持ちの友人がいて、中学時代に参加したバンドは彼の自宅の部屋で練習が出来ました。1ブロックまるごと屋敷。彼の部屋は「離れ」。彼の愛用ギターは3本あってテレキャスター、レスポール、リッケンバッカーと当時では3本合わせると車が買えるような値段でした。部屋にはドラムセットが置け、4人のバンドには十分な広さ。
高校時代には吹奏楽部でギブソンのフライングVを買った友人がいました。少し弾かせてもらいましたが、不便。絶対座っては弾けません。いくら疲れても立って弾かなくてはいけない。まあ座ってロックやるやつはいないので問題ないのかもしれませんが。。


2025年05月14日
<霞が関>
ちょっと真面目な感想を一つ。
財務省では同窓会は大学ではなく高校単位でやるそうです。なぜかというとほとんど全員東大だから東大で同窓会やると全員になってしまうのだとか。なんか嫌味っぽいですが、その霞が関も、東大では人気低下中。ベスト5に入るのが高給で有名なキーエンスを除くとほとんどがコンサルファームか商社。
コンサルはメーカに比べれば給料はいいし、特にITコンサル系は転職もしやすい。商社は海外で活躍したい、自分で将来ビジネスをやりたいと思っている優秀な学生には魅力。
翻って霞が関は相変わらずの年功序列主義で入省しても「石の上にも3年」とか言われて雑用ばかりでスキルはつかない。で、相変わらず「近頃のわけーもんは我慢が足りねえ」とか言っている。内部の競争に負けたときの天下りも年々風当りが強くなってきています。
公務員も大企業も一度入れば安泰、というなら3年は雑巾がけ、でもいいかもしれませんが(良くはないか)国家公務員でも競争に負けたら転職しないといけない、大企業もいつリストラされるかわからないという状態で、3年無駄にしろというのは無理。そしてこの状態を作ったのは外ならぬ霞が関。
私はこの状態が悪いとは思いません。自分のスキルで勝負していくというのは健全だと思います。霞が関はこの時代の変化にどう対応するのか、どうやって優秀な学生を呼び戻すのか、もしくは外部から人を入れるのか考える時に来てるのでは?と思います。


2025年05月14日
<学歴>
いろいろな会社で勤務しましたが、ある会社では、東大ですら「なんだ東大か」と言われるような会社がありました。ハーバード大学とかカーネギーメロン大学とかMITとかゴロゴロいて、なぜか提案書のプロフィールに出身大学を自慢気に書いていました。
私の友人で、頭が切れる優秀な方がメンバーに加わっていたのですが、出身は某私立。
「おれ、消されちゃったよ」
と嘆いてました。そのメンバー、私の目から見ても彼がメンバーの中で最優秀だったのですが・・


2025年05月11日
<大阪万博大丈夫か?>
開幕2週間。救急搬送が50件。日陰なし、座って休憩するところなしでは、疲れて倒れる人もいるでしょう。でもまだ5月。気温が上がるとさらに搬送される人は増えこそすれ減ることはありません。
万博行ってみた、という動画も「良かった」と「二度と行くか」という二極分化の傾向がみられますが一番面白かったのが、「間違えて万博公園に行ってしまった外国人」という話。
本当か?とも思いますが、ここは休日でものんびり過ごせて民博は並ばずとも見れるし、見どころが結構あるし休憩する場所も多いし、で本当に勘違いして行った人がいたら、結構評価が高いかもしれない。太陽の塔で一躍メジャーになった岡本太郎氏の「グラス」が手に入らなかったのは今でも残念。CMのコピーが秀逸
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」


2025年05月11日
<大阪万博に行きたくなくなる事件>
イギリス貴族気分が味わえるというイングリッシュアフタヌーンティーが大阪万博で楽しめるはず、が出てきたのが紙コップに安い紅茶ティーバッグ、スジャータの業務用ケーキがイケアの「棚」に乗って出てきた、という事件。
ホテルでアフタヌーンティー注文すると7000円から1万5千円くらいするらしい。そんなブルジョワの食べ物(飲み物?)食べたことないからわかりませんが、大阪万博ではこれが5000円。5000円なんだから、これくらいでいいだろうと英国がなめてかかったのだろうと言われています。結局SNSで炎上。
800円くらいにしておいたら笑ってごまかせたのに、ぼったくろうという下心が自滅を招いたといえるでしょう。
しかし貴族階級って毎日お茶だけに15000円も使っているのかと思うと貴族ってすごいなと思ってしまいます。スタバのコーヒーが50杯も飲める。ドトールなら60杯。ペットボトルなら100本。
。。。なんてことを考える人は永久にアフタヌーンティーとは無縁なのでしょうけど


2025年04月26日
<大阪万博に行きたくなる動画>
https://www.youtube.com/watch?v=Q5ShoSqMSwk
さすが大阪、というところか。


2025年04月17日
<懐かしいメロディ>
https://www.youtube.com/watch?v=3s-RjlQf2HE
この曲がこれに聞こえて仕方ありません
https://www.youtube.com/watch?v=2FtfzXkxWKQ
ちなみに「思い込んだら」を「重いコンダラ」と思い込んだ人がいて「コンダラ持ってこい」なんて、言い方が昔流行りましたね。


2025年04月17日
<なんかじわじわくるCM>
https://www.youtube.com/watch?v=cZR6vu8jzUc
イオン幕張新都心に行ったことのある人はたいてい聞いたことがあると思います。
なぜエジプト?


2025年03月31日
<期末>
2024年度は今日で終わりますが、明日から値上げラッシュのようです。千葉県は農業県なので農産物はそこそこ手に入るのが助かりますが、東京でキャベツが1個千円なんて話もありました。いや、都心でキャベツ買うなよ。というのが私の感想ですが、値段はもう下がらないと煽っていたYoutuberの予想に反してレタスは値が下がり始めています。問題はコメ。
このコメ不足状態で中国への輸出を増大するように中国に依頼する外務大臣っていかがなものかと・・・