トップページ

日々雑感 その19

ここでは日々思いついたこと、かつて経験したことなどをランダムに記述していきます




2025年03月06日
<日本の超大手IT企業>
少しあきれた話を一つ。
とある大きなIT会社では出張旅費精算の銀行口座の登録準備に1か月、健康保険の扶養登録に2週間かかります。明らかに手作業で入力しているのだけどこの会社、業界なら知らない人はいないような企業ですが昔の市役所並みにバラバラの社内システムで平然としているIT会社ってなんなの?と感じざるを得ません。
なぜこんな状態になっているかというと各業務のパッケージシステムを使っているのですが、これを別会社に運用委託しており、社内システムと全くつながっていないため、マスタ類がバラバラ。コストダウン目的のアウトソーシングを優先し、マスタ管理等の設計はお粗末の一言。そのうち重大インシデントが起きそうな予感がします。基幹システム構築の大半ががUS系企業に依頼されていると言う現状はやはりIT企業としての実力の差かも、と感じました。


2025年02月17日
<居場所特定システム>
フリーアドレスといのは新参者には結構つらいものがあります。なにせ相手の顔がわからない状態でXXさんに聞けばいいと言われるわけで、その人がどこにいるのかわからない。そこで開発されたのがオフィス内の居場所を特定できるシステム。なんか野生動物のタグみたいで今一つですが、これは便利、と思いきや特定される方にとってみるとそうでもありません。
YYさんは今日は朝からトイレばかり行ってるし、一回10分超えてるからかなり下痢がひどいんだろうなあとか、ZZさん喫煙所に行ってもう30分も経つよ、とか、役員室に美人秘書が入ったまま1時間、怪しい、とか、いろいろわかってしまいます。健康に気を使い、不倫を防止する、という副効果があるとも言えるのですが。。。


2025年02月13日
<ひげ>
コロナで在宅が増えた時にかなりの男性がやったこと。
髭を伸ばしてみる
結果:全然似合わないか汚く見えるか、さもなければいかがわしくなってやめた。
かく言う私もやったけど、浮浪者みたいになってしまってやめました。


2025年01月21日
<トランプ大統領就任>
私はこの方は大好きです。発信内容は論理的で目的意識が明確、議論、交渉はオープン、情報発信は自ら行う。なぜ日本のマスコミとか政治家はこの人が嫌いなのかよくわかりません。こんなわかりやすい交渉相手はいないと思うのですが。


2025年01月21日
<訃報>
IBM時代に最初で最大の師匠だった方が昨年亡くなりました。享年85歳。一度会いに行きたいと考えていましたが、残念ながら行くことができませんでした。
少し思い出話を。私は1990年にIBM野洲工場(現京セラ)に転職し、91年2月湾岸戦争とともにUSのポケプシー工場へテストサポートで行き、あ、これはダメだ、と感じながら同年8月にソ連崩壊とともに帰国し、開発経験のある有志で対策チームを作りました。当時、私の話に耳を傾けてくれる管理職は皆無でしたが、悪い予感は当たるもので、IBMは92年に史上初の指名解雇を行い、93年から野洲工場の大規模リストラ始まりました
この時に、本国USでは開発計画がいろいろキャンセルになったのですが、キャンセルになった製品を売ってしまった営業がいて、それを日本独自で立ち上げることに私の有志チームが手を上げました。その時にビジネスやチーム運営のイロハを私に叩きこんでくれたのがこの方でした。
高卒でCEとして入社されたたたき上げで現場を知り尽くされている方でした。ご冥福をお祈りします。


2025年01月13日
<高市議員>
年末、高市前経済安全保障大臣が出演していた藤井京大教授のYouTubeで面白い話をしていました。政策の話ではなく過去の思い出話で幼稚園に通っていたころの話です
高市前大臣は奈良の選挙区ですが、出身も奈良だそうで、幼稚園に通っていた時にやっていた遊びが竹ぼうきを使った「お水取りごっこ」
さすが奈良県民というか。。


2025年01月10日
<論理の組み立て方>
データ眺めて、いつのまにか新年も明けて10日。新年明けてのニュースとしてピックアップしたいのは先日のUSのコロナ報告書。共和党が中心となって作った500ページにおよぶ報告書に民主党が50ページで反論している内容を神田外語大学の興梠教授がわかりやすく解説しています。、政治的な話はともかく論理の立て方が対照的だと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=oPkxE9yZ3d8
報告書は状況証拠を列挙し、自然発生ではありえないと結論付けていますが、民主党の反論はその状況証拠の脆弱性をつくだけで、原因についてはまともな議論をしていません。
私はUS国民ではないし、共和党が好きなわけではないですが、このやりとりに限って言えば、民主党はいつどのように変異して拡散したのかという仮説くらい出すべきではないではないかと感じました。もう少ししっかりしてほしいものです。(日本人には言われたくないと言われそうですが)


2024年12月19日
<IKEA>
卓上のランプを東京インテリアで購入、結構おしゃれでかわいいランプです。直径は13-4cmくらい。もう一つ買おうと思ってIKEAの通販で回り灯篭みたいな形をしたものを買ったのですが、ついてびっくり。巨大。直径20p以上。これがおける広い机は弊社にはないなと。デザインも大味。まあ値段は東京インテリアの半分くらいだから、仕方ないですね。


2024年12月18日
<ラ・ブーム>
1982年の映画ですが、大学時代にサークルの後輩がラストシーンにツッコミ入れてました。列車で去ろうとするボーイフレンドがソフィー・マルソー扮するヴィックを見つけて列車を降りて抱き合うシーンで終わるのですが、荷物を置き去りにして列車から降りてどうするんだと。いや荷物もって降りてきたら、「劇的な」シーンにならんだろ。。
80年代まではまだ緩い時代だったので、あまり堅いこと言わない、というコンセンサスがあったかと思います。予算が少なかったのかもしれませんが、宇宙戦艦ヤマトの第3艦橋は何回か落ちていますが、次の回では何事もなかったように復活してたりします。今ではアニメに出てくる拳銃のセーフティレバーの位置とか、いちいち突っ込まれます。


2024年12月18日
<年金事務所>
年金事務所に電話をして「書類の提出したいのですが」、と聞いたら
「予約なしなら5時間くらい待ってもらうことになる。うちの事務所は人気で予約は1月末までいっぱいだから明朝でも朝早く来て並べ」
すぐに手続きしろと連絡しておいて5時間待ち。ここで終わったら年金事務所全員クビにして民営化しろ、と拡散したいところ、仕方がないから行きました。
受付窓口(待ち人数ゼロ)で「この届け出したいんだけど」、と言ったら「番号札とって並べ」と言われると思いきや、「こちらでそのまま受け付けます」とかなり丁寧に説明してくれて、そのまま受理してくれました。そういえば弊社が厚生年金加入した時に説明してくれた若手もかなり丁寧に説明してくれました。
国家公務員感覚を引きずっているこの電話番のおっさん、こんなのまだいるんだと感心しました。でも職場ではこの電話番、威張ってるんだろうなあ。


2024年12月10日
<大学時代の思い出>
大学時代は吹奏楽というサークルにいましたが、仲の良かった友人は半分以上大学に残り私の母校で準教授をやっていたり産総研で活躍している研究者もいます。ただ世の中わからないもので一番なりそうにない友人が北大の教授になりました。
彼はここ数年は反基地運動にかかわっていたようで、学生時代は絵にかいたようなノンポリだったのがここまで変わるのか、と驚きました。カレルフーサという作曲家の作品に「プラハ1968」というものがあり、これを定期演奏会でやった時、私は時代背景(1968年はプラハの春にソ連軍が介入した年)を説明すべきと提案したのですが、音楽に政治は関係ない、と反対したのは彼でした。
基地騒音で毎年10人死んでいると発表したのですが、基地周辺の平均寿命、死因と騒音レベルの関連すら調べておらず、結構ボコボコにやられてますが、大学教授になんだからもう少ししっかりしろよと。。。
心身の不調が続いていたとのことで先日亡くなりました。享年63歳。合掌。ご冥福をお祈りします。


2024年11月19日
<TubularBells>
この曲を知っている人はかなり少ないかもしれません。Mike Oldfieldという方が作った大作ですが、この名前より、映画「エクソシスト」で使っていたというと、あ、あれねと思う人も多いのでは?
50周年だそうで、当時CGとか無かった時代なので、全部実写。首がフクロウのように180度回るシーンとか階段を駆け降りるシーンとか当時の常識からするとトラウマ級の映画でした。当時は中学生で、クラスの連中は結構見に行ってましたが私は結局行く機会がありませんでした。そういえば彼女とのデートで見に行ったやつもいたけど、あの感覚はわからなかった。


2024年11月19日
<プログラム電卓>
部屋を整理していたら、FX502Pというプログラム電卓(こんな言葉は死語ですが)が出てきました。私が学生時代に使っていたもので40年以上前のものです。当時23000円くらいしましたがこれでもプログラムできる電卓としては破格。アルバイト代をつぎ込んで買いました。それまではTexasとかHPとかがありましたが6−10万円くらいしたので7万円で暮らしていた学生には高嶺の花。
これのおかげで大学の実験のレポートが各段に楽になりました。PC当たり前の現代では想像できないとは思いますが。お金持ちの学生はHPとか持っていて、逆ポーランド法とかいう変な方法で操作する電卓でした。操作そのものがアセンブラに近いのですが、これが主流とか言ってた割にはどこ行ったのかな。



2024年11月10日
<指揮者>
戦争に巻き込まれて今では海外演奏が難しくなりましたが、私の好きな指揮者の一人にValery Gergievがいます。この人、面白いのは指揮棒を使わない。どうも爪楊枝が気に入ったようで、指揮棒の代わりに爪楊枝で指揮をしている姿が、Youtubeでも多数上がっています。
10年ほど前に来日した際、インタビューに答えて、眼で指揮をするから棒など関係ない、と言われたそうです。なんで爪楊枝?という疑問を呈されたので、翌日のコンサートでは前の晩御飯で食べた日本食の箸で指揮をしたとか。


2024年10月20日
<天気予報>
昨日の最高気温は28度、本日の最高気温は23度となっていたので、少し涼しくなるのか、と思いきや外は寒い。時間ごとの気温を見直すと14時でも16度の予想。最高気温23度ってなんだ?と思ったら午前1時に23度になり、その後、どんどん気温が下がるとのことでした。いや、本日の最高気温が23度は正しい。正しいのだけど、これ、誤解を招くのでは?23度なら上着はまあいいや、で出かけた人は寒さに震えることになります。
もう少し書きようが無いものかと・・・


2024年10月12日
<マイクロソフト>
PCを変更したので、あの高いOfficeを購入しました。2024の永続版のダウンロード版。で、さあインストールしようと思ったら、マイクロソフトアカウントのページに誘導されて最初に出てくるのがOOffice365のサブスク版を入手する画面。いや、先ほど購入したんだけどと思ってもどこからインストールするのが全然わからない。いろいろ探しても出てくるのはサブスク版を買えという画面ばかり。これ、知らない人がボタン押すことを期待しているとしか思えない。


2024年10月12日
<経済学者>
とある日本の経済学者の本でこんな記述がありました。「金融機関の自由化は投資のリスク分散の機会を得る人数が増えるから投資リスク全体が下がる。また金融機関を使わない人は独自に投資先を選定しなくてはならないため金融機関を使う金融深化を進めるインセンティブになる。」とのこと。前半はいい。問題は後半。金融機関を使わない人が独自に投資?ちょっと待っていただきたい。金融機関を使わない人はタンス預金では?
USでの経済学者はスティグリッツもクルーグマンも経済政策に携わる機関での活躍実績がありますが、日本の経済学者は現実を知らない人が結構います。本全体としてはとてもいい本だったのでここだけ少し残念でした。


2024年09月08日
<保険証不正使用防止策>
マイナ保険証にする理由のひとつが保険証の不正使用というのですが、保険証が不正使用できないようにするためには、特に不正使用が問題になる外国人にはパスポート提示を要求できるようにするのが一番簡単です。これなら初期費用ゼロ。そもそも外国人にはパスポート携帯義務があるはずですし。
それからマイナンバーとか新システム作るくらいなら日本人のパスポート取得を促進すればもっと簡単。今は結構パスポート取得にお金がかかりますが、新システムを作る費用でパスポート取得費用をなくせばいい。これなら子供以外は10年更新が可能だし、ICチップに情報書き込めるし。国民にとって、自分の医療記録をクラウド化するメリットはありません。今はカルテも電子化されているので、転院時にデータを転送すればいいだけ。
すぐにでも出来ることをやらず新システム構築に走るというのは通常のプロジェクトでも失敗する原因の上位、もしかしたら1位。まあ、全部省庁もついてる政治家も違うから無理でしょうけど。


2024年09月08日
<マイナ保険証>
相変わらず利用率は10%以下。ITの専門家として、あれはバグが収まるまで使いたくありません。しかも2年後にカード仕様と読み取り機を変更する予定だそうですが、まともに動かないシステムを完成前に変更するとかシステム構築の基本を本当に理解しているのか?と疑いたくなります。ギリギリまで資格確認証で粘ってバグが少なくなるのを待つことをお勧めします。
今の読み取り機も結構大きいのに、追加の読み取り機をどこに置く想定でやってるのか不思議。運用設計プロに任せたほうがいいと私は思うのですが。


2024年08月30日
<芸術>
文化として継続すべき古典芸能以外の芸術は極論すればビジネスに乗らないと存続は難しいのが現状です。オーケストラを維持するためには企業のスポンサードが必要ですが、お金を出すメリットが無いとだめ。USでは寄付が免税になるという事情があるにせよ、例えば第一バイオリンのこのシートに寄付という形で個人名や企業名がパンフレットに明記されるため宣伝、ステータスになります。
シートへの寄付、日本でもやればいいのに、と思うのですが。


2024年08月06日
<アナログ時代>
1970年代に最盛期だったイギリスのロックグループにPinkFloydというグループが存在しました。銘盤と呼べるアルバムがいくつもあります。MP3ダウンロードが主流になりつつある現在、アルバムというものを作ることはほとんど不可能であり、作れる人もほとんどいなくなってしまいました。軽く短い音楽が好まれる時代なので、これも時代の流れなのでしょうが、少し残念な気がします。
コストがかかっているからいい音楽というわけではないですが、音楽にコストがかけにくくなっているのは事実でしょう。伝統芸能は国、オーケストラとかは企業や自治体がスポンサーになるケースも多いのですが(それでも経営は苦しいですが)スポンサーがつかない芸術は独立採算になります。
参考になるのは演劇から映画へのシフトかもしれません。舞台演劇は没落して完全に映画に取って代わられましたがミュージカルは生き残りました。理由は簡単で顧客ニーズが全く違うからです。



2024年07月23日
<万博>
何かと物議をかもしている大阪万博。3月以降、爆発事故は起きていないので改善が進んでいるとは思いますが、大阪の炎天下に行きたいとは思えないし、行くなら開会直後でしょう。開会直後だと完成が間に合わないパビリオンもあるそうですが、工事中のパビリオンは日本の建築技術の見学とかにしてもいいのでは?特にリングは少し金具使うという違反はありますが、木造建築としてはかなり大規模。あえてここは遅らせて、建築現場を見せるという逆の発想でもいいと思います。


2024年07月23日
<オリンピック>
そろそろパリオリンピック開会です。環境団体の圧力でこの猛暑でも選手村がエアコンが無いそうですが、大丈夫かなと心配になります。でも環境団体の入っているビルはエアコンかかってるんですよね。。なんかずるい。


2024年07月23日
<ベテラン声優>
声優の小原乃梨子さんが亡くなられました。ご冥福をお祈りします。タイムボカンのイメージが強かったのですが、なんとアタックNo1にも出ていたとか。東京オリンピックの女子バレーチーム人気にあやかって1968年に放映されたアニメです。
https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=4443
そういえば昭和の体操服ってこんなのだったなと。


2024年07月23日
<妖怪人間>
私が幼少のころ、妖怪人間ベムというアニメがありました。若い人で知っているという人がいて、なんで?と思ったらなんとリメイクされていました。不気味なオバサンの「ベラ」が、かわいい女の子になってたりして、「これは違うんじゃないか?」と思いましたがこれも時代の流れかと。
一つだけ残念だったのが、あの名セリフが聞けなかったこと。
「はやく人間になりたーい」


2024年06月30日
<渋谷>
ほぼ20年ぶりくらいに渋谷に行きました。新宿とか他の場所は何かと用事があって東京の中は普通に動いていたのですが、ここだけは全く用事が無く、行く機会がありませんでした。ある会社の招待を受けてミーティングに参加するために行きました。
初めて新宿に行ったときを思い出しましたが、まず自分がどこにいるかわからない。その上工事中だらけで、どこからどこに行けばいいのか不明。歩いているのは宇宙人?という状態。アキバはコスプレとかマニアックな人が多いのでそのあたりには慣れていたのですが、ここはマニアックというよりぶっ飛んだ若者が多い。それを見るために観光客が集まるという話も聞きましたが、これは観光資源かもしれない。
ある意味、日本版パリコレ。これはこれでありかな、と。


2024年06月20日
<文筆家>
以前ここでも紹介したITジョーク
「僕は文筆家になりたい。人の心を動かす、特にネガティブな感情、怒りや嘆きを引き起こす感動的な文章を書きたい」
彼はその願いを見事にかなえ、現在マイクロソフトでウィンドウズのエラーメッセージを書いている。
久々にこれを実感しました。


2024年05月25日
<古楽器アンサンブル>
もう亡くなられましたがフランスブリュッヘンという天才リコーダー奏者兼指揮者という方がおられました。18世紀のオーケストラを再現したその名も18世紀オーケストラという楽団を率いていました。徹底して古楽器にこだわってピッチも今より半音ほど低いバロックピッチA=415で演奏していました。
IBM時代に古楽器アンサンブルをやっている同僚がいて一緒にやらないかと言われたことあります。結局暇が無くてできなかったのですが、彼が紹介してくれたサイトは古楽器専門のメーカ。20年くらいまですが、結構いい値段してました。当然普通の楽器屋さんでは変えない楽器ばかりです。
あまり詳しくない方のために見分け方をひとつ。バイオリンは簡単で古楽器は基本あご当て(下部にある黒い部品)がついていません。フルートは木製でもモダン楽器がありますが、古楽器は管の途中に結構太い白い輪がついています。昔は象牙だったそうです。ちなみにフルートの古楽器はほぼ唯一安価で買えます。ABS樹脂製ではありますが。金管はピストンもバルブもついてません。まあ見れば古いなとわかるとは思いますが。
https://www.youtube.com/watch?v=xivfqKHFuDY


2024年05月25日
<Sir Simon Rattle>
数年前にカラヤン同様、ベルリンフィルとウィーンフィルの両方の音楽監督になった名指揮者です。YouTubeで先週のコンサートの様子が上がっていました。同じ立場でもカラヤンが帝王と言われたのとは対照的に、庶民的と言われています。客演指揮としてドイツに呼ばれた時に有名レストランに一人で並んでいたのを目撃されています。世界的な指揮者を放置しておくとか招聘した側もひどいものですが、本人は気にしてなかったようです。
珍しくモーツァルトを振っているのですが、演奏のキレはすごい。
でも太りましたね。


2024年05月20日
<名前の問題2>
他意は全くありません
ローマ教皇の選定方法。
「コンクラーベ」 → 「根比ーべ」
微妙。


2024年05月10日
<名前の問題1>
当然私には縁のない車ですが、フェラーリ新型の名前がどうも。
「12チリンドリ」
12気筒という意味でシリンダーがイタリア語でチリンドリというのはわかる。しかし、最初見たときに「え?すごい名前だな」と見直しました。
「12チンドン」
日本向けに作ったのかすごいな。走るときにはアレがなるのかな、金持ちの趣味はよくわからん、とか。そういえば昔、ランチアという会社の車で英語だとTemperという名前の車が輸入されたことがあります。イタリア語読みでそのままだと「テンプラ」
どう考えても「天婦羅」にしか聞こえないので苦肉の策でつけた名前が「テムプラ」。
微妙。


2024年04月06日
<レプリカたちの夜>
一条次郎の「レプリカたちの夜」。ずいぶん前に購入したのですがやっと読みました。裏に書いてあるキャッチコピーの意味が読むとわかります。
「ディヴィットリンチ的世界観」。この名前知ってる若い人いるのか疑問ですが、90年ころに流行った「ツインピークス」の監督として有名です。いつの間にか34年も経ってます。
「ツインピークス」はUSのド田舎で起きる事件をFBIのクーパー捜査官が解決して。。。。いくのかどうか、よくわからない物語。名前と唱えて石を投げて当たったらそれが容疑者とか、最後まである意味ぶっ飛んだドラマでした。
で、この小説、ミステリーとカテゴライズしていいのか疑問がありますが、お勧めです。ついでに「ツインピークス」を見ていない方、こちらもお勧め。


2024年03月24日
<ギャンブル依存症>
ギャンブル依存症を増やさないためにカジノを作る、と言う意味の発言が大阪府知事からあったそうです。カジノの是非はともかく、日本語としておかしいのでは?


2024年03月18日
<万博>
あと1年で本当にできるのか?と心配する声が大阪の外にはありますが、当の大阪は大丈夫と繰り返す強気。今から詳細設計して業者決入札やって基礎やって上物作って内装やってと考えると普通の感覚では無理。工期や安全は政治力でなんとかなるものではありませんが大阪の方はどう考えているのでしょうか?


2024年02月24日
<確定申告>
確定申告が始まりましたが、鈴木財務相が「納税は政治家個人が判断してやること」、とか言って騒ぎになっています。
政治家は個人的に判断したら納税しなくていいともとれる暴言を放置した上に、「国民はしっかり納税しろ」と首相が畳みかけるとか、いくら与党でも支持が落ちる気がするのですが。。


2024年02月19日
<カローラ>
先日プリウスからカローラクロスに乗り換えました。一番の理由は新型プリウスが高いから。カローラシリーズは実に35年ぶりですが、当時と比べて長さ幅とも20cmも増えています。35年前のクラウンより大きい。
値段もさることながら、どうしても戻るミッションのレバーが感覚に合わない。やはりTバーのほうが間違いが少ない。乗ってみてかなりいろいろな機能がついたなあと感心しました。ちょっとおせっかいなのが「エンジンブレーキ」。これは感覚に合わない。
プリウスは走行中にアクセルを離すと一様に「エンジンブレーキ(実は回生ブレーキ)」が効きますが、カローラは途中でこれが急に強化され、減速してしまうのです。前の車の近づくと減速、というのは高齢者にとっては便利な機能かもしれませんが、ブレーキタイミングが早すぎてアクセルの踏みなおしが必要になることも。
それ以外は不満点はなし。リアサスもトーションバーということで少し心配したものの安定して粘ってくるので安心。


2024年02月12日
<A10退役開始>
機械好きの人でこの攻撃機のファンは結構います。設計思想がすごい。最高速度はプロペラ機並み、その代わり、全長5mを超える30oガトリング砲、と11ものハードポイントで総計8tもの爆弾、ロケット弾を装備でき、少々銃弾を受けてもびくともしない土木機械のような丈夫さを持っています。
割り切り設計の見本のような飛行機ですが、湾岸戦争でも大活躍しました。この割り切りが機械好きにはたまらない。しかし対空ミサイルの発達で時代遅れになりつつあり、F35に交代していくのだそうです。
軍用機は時代に合わせて進化していきますが、味のある軍用機がだんだん減ってくるのは寂しいものです。


2024年02月09日
<クラシック音楽>
クラシックと言いながら、今のオーケストラの形になってからは200年くらいしか経ってません。意外と新しいジャンルです。ディズニーでは中世のお城の舞踏会でワルツを踊っていたりしますが、ワルツが流行ったのは19世紀後半。まあそんなこと気にしていたらディズニーなど見れないのですが。


2024年02月09日
<訃報>
日本が誇る世界的名指揮者、小澤征爾氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。
私は氏の指揮は好きで全集も持っています。ボストンで活躍されておられた時、30年ほど前になりますがタングルウッド音楽祭で実際に指揮を拝見した時は少しというかかなり残念でした。モーツァルトのピアノ協奏曲をボストン響+エフゲニーキーシンという素晴らしい組み合わせだったのですが、キーシンが調子が悪く、どうもかみ合わない。
お世辞にも名演とは言えないのに、そこは音楽祭。観客は拍手を送ったのですが、キーシンは下を向いてしまっていたのが印象的でした。


2024年02月06日
<音楽の分類>
YouTubeには音楽をまとめて流すチャンネルもあり、その中にLoveSongsという題がついていたものがありました。聞いてみると、なんか明らかに演歌というものが混じっている。
まあ、演歌もLoveSongといえばLoveSongであり間違ってはいないのでしょうが日本人の感覚としては、なんかなあ、という感じです。


2024年02月03日
<F16>
なにかと話題のF16戦闘爆撃機。日本のF2のベースになったことでも有名ですが、初飛行からなんと50年経っています。F15の半額近い値段とマルチロール性が受けて累計生産機数は5000機超という超ベストセラー。
F16は設計当初から先進的な技術が取り入れられ、操縦桿が右側にあるというサイドスティックが採用され、フライバイワイヤで制御されます。これはこの後の戦闘機では常識となりました。また限界Gは8Gとも言われますが人間が耐えられないので、シートを後ろに傾けて心臓への負担を減らすという工夫もされています。
この素性の良い機体をベースに拡張をしたのが日本のF2。ほとんど改設計に近いのですが、問題はF16の設計資料が、すでに無くなって久しいCADシステムだったこと。F16の設計が始まったのは大阪万博のころです。
当然ですが今のF16はかなり進化しているので50年前の機体とは性能は別物です。昔の戦闘機のイメージを持つ人には少し意外だと思いますが、性能の大半はソフトウエアで決まります。これはトマホークなどのミサイルも同様で初期型と現代のものは全く別物です。


2024年01月28日
<ソ連のジョーク>
A:ペレストロイカを起こしたのは学者か共産主義者か?
B:共産主義者に決まっている。学者ならまず動物で実験するはずだ。


2024年01月28日
<ブッシュ(子)大統領>
USの歴代大統領で最も多くネタにされてきた大統領です。旧ソ連のアネクトードみたいな話が多くあります。久々にYouTubeで見かけたので少しご紹介を。

車に乗っていると警官がコンコンと窓をたたいてきた
警官:「ブッシュ大統領がテロリストにつかまって身代金を払わないと頭からガソリンをかけて殺すぞ、と言っているのです。少し寄付いただけないでしょうか?」
運転手:「いいですよ。どれくらい寄付すればいいですか?」
警官:「1リットルほどでいいのですが」


2024年01月15日
<地震>
能登半島では液状化で道路がひび割れ盛り上がりで車が通れなくなりましたが、13年前の地震では弊社前の道路も同じ状態でした。道路が20pほど盛り上がり、弊社は25p沈みました。倒壊家屋は近辺では1つだけでしたが、居住不可能なほど傾いた家は結構あります。
液状化で吹き出る泥は粒子が細かく、固まると厄介なので、かき出しは時間との勝負です。弊社駐車場なんて1台分なんで狭いもの、と思っていたら30p以上の深さの泥は結構体積があります。前の道路のアスファルトが盛り上がって通れなくなったことをいいことに、近隣みんな道路の真ん中に泥を積み上げることができて、逆に助かりました。
人間非常時には馬鹿力が出ると言いますが、自分もそうだとは思いませんでした。後から考えて、なんでこんな量の泥をかき出せたのか、記憶がほとんどありません。


2024年01月04日
<新年>
おめでとうございますとはとても言えない事件が立て続けに起きています。まずは能登半島地震の被災者の皆様にはお見舞い申し上げます。物資輸送の一環ではないかと思いますが近くの基地ではチヌーク輸送ヘリの5機編隊が飛んでいました。
物資を輸送すべく飛び立とうとした海保の飛行機とJALのエアバスが衝突事故を起こしています。ブラックボックスの解析待ちですが、海保の助かったパイロットの発言が出ているのになぜかJALのパイロットの発言が出てこない。
どうしてもJALの事故というと123便を思い出します。この時はCAが一人助かっていますが、病室で会社幹部から余計なことを言うなと言われたという報道もありました。あとJALというと逆噴射事件。最初は会社は副機長に責任を押し付けようとしたようですが、乗客を置いて真っ先に逃げる機長の姿がテレビに写っていたことで機長がやったということがバレました。
エアバスと聞いて思い出すのは94年の名古屋空港の事故。着陸時にやりなおしスイッチを誤って押してしまい、それを解除しようとしました。操縦桿を動かせば自動操縦は解除されるという常識に反して自動操縦が解除されずず、パイロットが必死で機首を下げようとしてソフトウエアがそれを阻止、パイロットが諦めた瞬間ソフトウエアは機体を急上昇させ、失速、墜落となり大半の方が亡くなられました。エアバスはこれは仕様だ、それを理解していなかったパイロットが悪い、と言ってました。


2023年12月31日
<2023年総括>
平凡な1年などというものはないのですが、今年印象に残っているのはDENSOの燃料ポンプリコール拡大、日野の認証不正、ダイハツの安全基準違反、トヨタのシステム停止など、よく考えたら全部トヨタ系。DENSOで社会人キャリアをスタートした私としては、もう少し頑張ってほしいと思うと同時に、トヨタ系はマスコミの餌食になりやすいなと思いました。
反面ほとんど報道されていないのがEVの事故。テスラもBYDも現代も派手に燃えたり事故を起こしてたりしますが、なぜか報道されません。それでも売れないEV。EVの普及が自己目的化してしまっている中、政府は頭が痛いでしょう。
ノルウェーとか北欧はなぜEVが売れているのか?という話でなるほどと思ったことがあります。北欧は寒すぎて夜間車を温めるためにコンセントに車をつなぐのだそうです。この習慣があるから、少し大きなコンセントになるだけでEVに切り替えることができたのだとか。
さて来年はどうなるか?


2023年12月25日
<クリスマス>
英国に在住していた方いわく英国のクリスマスは日本でいう正月みたいなもの、とのこと。
なるほど、クリスマスのミサは日本で言うと初詣みたいなものか、となんか納得しました。日本の場合は初詣先が目的によって分かれているというのは特徴かもしれません。学問なら北野天満宮とか湯島天神、商売なら神田大明神か伏見稲荷。神様の分業化が進んでいるので専門性が高い。キリスト教の神様はすべてを一人(?)で決済しなくてはならないので過重負担かもしれませんが複数要件ではワンストップで出来るのはメリットかも。


2023年12月24日
<指揮者>
ロシアには個性あぶれる指揮者がいます。ゲルギエフという指揮者は目で指揮をする指揮者として有名でした。プーチンの味方をせざるを得なくなってヨーロッパから半ば追放されてしまいましたが。
踊るように指揮をするのがユーリシモノフ。
https://www.youtube.com/watch?v=z5VfJ0I9YTk
演奏で有名なのがチャイコフスキーの1812。年号見てすぐわかる人は多いと思いますがナポレオンが負けて帰ってきたアレです。ラマルセイエーズが流れるのでフランスの曲だと思っているフランス人もいるそうですが、フランスが負けた様子を表現した曲で、最後のほうで大砲の音がパーカッションとして入ります。
楽譜を無視して大砲を打ちまくった迷演奏が有名です。
https://www.youtube.com/watch?v=BTrsbPKhIYg


2023年12月18日
<訃報>
元関脇の寺尾さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。まだ60歳だそうです。私は彼のファンでした。当時の横綱千代の富士に勝った一番は今でもよく覚えています。自分で勝てると思っていなかったようで、直後のインタビューではすごく興奮して答えておられました。
小兵が大物を倒すというのは、小柄な私は結構好きです。一度、大阪で本物を見たことがありますが、大きかった。
私の実家の近くに相撲部屋があって、関取の方々も電車によく乗っていました。中学にあがったころ、体重が3倍もある人と自分が同じ料金って不公平だなと思ったことを思い出しました。


2023年12月06日
<ブラックホール>
言わずと知れた天文学上の謎の一つです。特異点というものがこの世の存在できるのか?という疑問から存在に疑義を挟む学者もいます。大学院は落ちたとはいえ、一応学部は物理専門だったし、たまには業界以外の本でも読もうかとアマゾンで検索してみました。
ブラックホール、書籍と検索するとなぜか
「はじめてでも簡単 新しいNISA超入門」
という本が2番目に出てきます。素人投資はブラックホール。アマゾン流のジョーク?


2023年12月01日
<3文字略語>
IBMがInternational Business Machineというなんとも平凡な英語だったのは少しショックでした。世界的な企業の3MがMinesota Mining and Manufacturingというローカルな名前というのも意外。
日本で定着した3文字略語の代表格はやはりなんと言っても「TKG」。
TamagoKakeGohanの略ということは有名。先日の飲み屋で新しい3文字略語がありました。
「AMG」
ベンツではありません「Ao-tougarashi Miso Gohan」
これはわからなかった。。


2023年11月30日
<IT版あかずきんちゃん>
「営業さん、どうしてザル仕様なの?」
「それはね、君がなんとかしてくれるからさ。」
「営業さん、どうして工期が短いの?」
「それはね、君が無休でやってくれるからさ。」
「営業さん、どうして契約金額が少ないの?」
「それはね、君がサービス残業してくれるからさ。」
10年前に「ねとらぼ」に掲載された記事。10年たっても変らない。。


2023年11月29日
<1129>
いい肉の日、とのことでアキバの店でもポンド肉(400g強)の安売りデー。かつてよく行ったのはツッカーノというブラジル系の「肉」を出す店。彼女とのデートには絶対お勧めしない店だけど、肉を食べたい人にかなりの人気。
私が幼少のころは牛肉はぜいたく品ですき焼きなどは超豪華なご馳走でした。初めてUSに行った時、スーパーで牛肉の安さに感動し、買ってきたのはいいけど、ホテル(キッチン付きのレジデンスインというホテル)に戻ってよくよく見ると巨大。かなり食べるのに苦労しました。
昨夜はIBM時代の友人たちと恒例の忘年会で焼肉。ニンニクカルビとか結構美味しかったけど、途中で「明日仕事あるじゃん」と気が付いてしまいました。。でも他の連中は全員「リモート会議」予定。しまった。。私だけがお客様と対面会議。帰りに消臭剤を買ったのでした。


2023年11月18日
<〇経BP>
ロンドン支局長の方が「なぜ世界はEVを選ぶのか」という本を書いているそうですが、英国に限って言えば、選んでいるのではなく、政治家のせいで選ばざるを得ないというのが現実。「意識高い系」の政治家が、電池の環境負荷を無視してEV以外はロンドンに入れさせないとかやってるからです。
EVが増えて電力事情が悪化するので、EVのために石炭火力でCO2を出しまくるというのが英国の現状です。ガソリンを垂れ流すような車がいいとは全く思いませんが


2023年11月04日
<石平チャネル>
今週の中国週刊ニュースは申し訳ないけど笑ってしまいました。日本も中国のことは笑えないと思いますので、鏡として見るべきでは?と思います。
XX長になりたいという欲求を満たすために作ったのが「公衆トイレ管理長」
サッカー協会に36部門もあって36人の部長ポストがある。ちなみに成績は・・・・


2023年10月29日
<エイトマン>
これを知っている人は私と同年代より上の方でしょう。YouTubeで特別公開でやっています。人造人間に意識を移植するという設定は半世紀以上前から人類の夢は変ってません。エネルギー補給が「タバコ」のため、教育上よろしくないとのことで再放送がテレビではできないようですが。
出てくる車が1958年型サンダーバードに似ているとか世相を反映してます。アニメ第一世代ってこんなもの、として見るのも面白いかと。


2023年10月29日
<食の不安全>
中国でネコ肉を羊肉として偽装(なんてレベルではないですが)してぼろ儲けしていた人が捕まったそうで1000匹のネコが保護されたそうです。中国の加工肉、大丈夫?
先日は青島ビールの発酵槽に小便をしている動画が流れていましたが、現在も生産が続いて輸出までしているのだとか。日本人は食の安全に敏感すぎると言われますが、さすがに小便入りビールはちょっとねえ。。。


2023年10月29日
<メタバース??>
FaceBookは社運をかけて社名まで変えましたが、全く盛り上がらない。SFで出てくるフルダイブ型のゲームとか、人間の五感をネット経由で再現するにはネット速度が全く足りません。私がIBM時代にSecondLifeという似たようなものがあり、やはり全く受けませんでした。
理由は簡単で、あくまでも現在のRPGの延長線にしか見えないから。これで何がやりたいの?という話です。ゲームなら今のRPGで十分でしょう。なんかペッパー君騒ぎを思い出すのですが、あれだけ「これからは一家に一台」とか言っても今やどこにもいない。そりゃ、家に盗撮カメラと盗聴器をお金払っておくようなものですし。


2023年10月27日
<トヨタの新型>
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39886372.html
「カヨイバコ」という名前を聞いて吹き出した人、トヨタ系の現場を知ってる人ですね。


2023年10月27日
<無人タクシー>
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231019-OYT1T50142/
なんとなく「ウミウシ」を連想するのが私だけ?


2023年10月24日
<食文化>
日本では若年層を中心に食の多様化が進み、米の消費量が減っているということです。私も出張時は近鉄京都駅の改札横で「味噌鳥カツ丼」というよくわからないモノを食べる時くらいであとはパンとかラーメンとかが多くなります。
名古屋で味噌カツというトンカツなのですが、なぜか京都では鶏肉。結構おいしいので出張の時には定番メニューになってしまいました。


2023年10月14日
<自動車販売詐欺>
ス〇キの販売店で新車購入契約をして全額振り込んだのに、その販売店が倒産し、結局契約した人のお金が戻ってこないという事件がありました。ス〇キの販売店なんだからス〇キが補償しろ、という声も多かったのですが、販売店との契約で免責されるとのこと。
また、ス〇キは与信管理とか販売店管理が甘いのが原因だ、という指摘も多く、それに対してスズキの元社員の方が反論動画を作っていました。
ス〇キという会社は与信管理はめちゃくちゃ厳しいし、販売店も選別している、瑕疵はないと力説されていましたが、どんな言い訳をしても販売店が自転車操業に陥っていて新規契約の代金で赤字を補填していたことに気づかなかったことは事実。補償責任はないのかもしれませんが、与信はザル同然と言われても仕方ないでしょう。


2023年10月14日
<記者会見>
ジャニーズも話題作りでわざとやってるんじゃないかと思えてきますが、東京新聞の記者が最前列に陣取っていたにもかかわらず、質問で手を挙げても当ててもらえない、とか騒いだ件です。
第一印象。「小学生かよ・・・」
第二印象。「まあ当てたくはないよな」
あなたも性被害にあったのですか、と無神経に聞く人にしゃべらせたくない気持ちはわかる。答えなければ「隠ぺいしようとしている」と騒ぎ、答えたら「詳細に教えてください」とか言い出しかねない。その時の状況を事細かに説明させられたら三流週刊誌は喜ぶかもしれないけど、本人は社会的に終わってしまうかもしれない。


2023年10月04日
<少林寺>
ただのお寺と思ったら大間違い。武術に関連したスポーツ用品、グッズ販売、入場料で年間60億円の売り上げ。少林コーラなんてのもあるそうです。まあ売り上げの7割は政府に取り上げられるそうですが。


2023年10月03日
<EVの恐怖>
韓国で現代アイオニック5というEVが他社と接触した衝撃で勝手に加速をはじめ時速200q近くの猛スピードで信号待ちの車に追突、7名が重軽傷を負いました。ちょっとした衝撃で誤動作、暴走事故とかまともなエンジニアがいないのか?と疑ってしまいます。
しかし、死人が出なかったのは不幸中の幸い。


2023年09月30日
<調査くらいしたら?>
今日の産経新聞のコラムに韓国の長編小説の話がありました。登場人物が連れ去られた子供の思って歌うのがなぜか「演歌」
この話を読んで思い出したが日本の明治時代に、日本を舞台にしたオペラを作曲したある西洋の作曲家。葬式でみんなが悲しむシーンで流れた曲が「御座敷小唄」
なぜこうなったかというと御座敷小唄が「短調」だから。西洋人にとってはうれしい時は長調、悲しい時は短調、という考える。宴会で短調曲でどんちゃん騒ぎというのは想像できなかったようです。
日本の和音階は長調短調でわかれているわけではなく、同じ歌でも短調バーションと長調バーションがあるのはよくしられています。子守歌(ねーんねんころりよ)を長調で歌うか短調で歌うかは地域特性があるそうです。


2023年09月25日
<人手不足>
人手不足倒産が100件あったとか。なんて記事が〇経に出ています。しかし、記事で労働総人口は「増えている」とちゃんと書いている。人手不足の原因は若年労働力の低下というけど、全然説明になっていないし間違っている。なぜなら不足しているのはバスの運転手とかだと言うけど、私の近所のバスの運転手は女性か男性高齢者。なぜ今でも募集をしているのかこれでは説明にならない。
話は単純で売り手市場の時に割の合わない仕事は人気が無いだけの話。解決方法はコスト構造を大きく変えるか、省力化しかない。それを少子高齢化に無理やりこじつけるのはどうかと。。それなりの給料払えば人は集まる。


2023年09月23日
<マーチ>
吹奏楽は軍楽隊がもとだと思いますが、軍楽隊と言えばマーチ、日本の誇るマーチといえば「軍艦マーチ」。給食の時に「月月火水木金金」流すような小学校でも運動会の入場行進曲は「軍艦マーチ」ではありませんでした。おそらく当時は軍艦マーチ=パチンコ屋という印象が強かったからでしょう。運動会の定番はハプルブルグ家由来の「双頭の鷲の旗のもとに」でしたがせめてドイツのマーチで、と考えたのでしょう。
いっそパンツァーリートでもよかったと思いますが。 https://www.youtube.com/watch?v=crXBt9dGlj4


2023年09月23日
<アルメニア>
軍事力でアゼルバイジャンに一日で降伏。すぐにニュースから消えましたが、軍事力が無い国は侵略される、という典型例なのであまり都合がよろしくないのかもしれません。
吹奏楽をやってる人にとっては、アルメニアという国はどこにあるかは知らなくても名前は知っている人が大半でしょう。アルフレッドリード作曲のアルメニアンダンスという曲があるのですが、ここに変拍子の5/8の部分があります。まあ本当にそんなダンスがあるのかわかりませんが。
宴会でこれの踊りを勝手に作ってやったことがあります。これをやろうと言い出した宴会男は現在北海道大学で大学教授なんかやってます。まあ人生何が起きるかわからないと。。


2023年09月18日
<環境テロ>
今度はブランデンブルグ門でテロ発生です。化石燃料を使うのを止めろというのがテロリストの主張だそうですが、実のところ、単なる迷惑系Youtuberです。エスカレータの上部から買い物ートを落としたり、回転寿司で破壊的行為をするのと同じ。
まあ日本の迷惑系Youtuberよりスケールは大きいですが。。


2023年09月22日
<ウクライナ農産物>
ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア等でなぜウクライナ農産物禁輸措置を延長していることをEUが文句を言っていますが、馬鹿なのはEUのほうです。
これら農業国はある程度自国の農業を守るために農産物に関税をかけることが認められているのですが、間抜けなEUの政治家がウクライナ産農産物を陸路で運ぶために関税をゼロにしてしまいました。運ぶために関税無しの安値で国境を超えた農産物は自由市場の原則に従って、儲かるところで売られます。食料が不足している中東、アフリカに行くことは決してなく、インフレで苦しい東欧諸国内で売られてしまい、結局東欧諸国の農業を破壊しかけてしまいました。
さすがにこれはまずいということで禁輸措置を「延長」したのですが、EUの政治家は経済の基本もしらないアホだったということです。輸送目的にするのであれば、全部EUが買い上げ、厳重に密封して運ばないとだめでしょう。


2023年09月18日
<G77>
なんてのがあるそうです。今回は9年ぶりの会議がキューバで開かれているそうですが、それを聞いた人が
「ほとんど阪神の優勝と同じ頻度」
そういえば道頓堀が厳戒態勢だそうです。


2023年09月18日
<看板>
自殺の名所にある名看板
「ちょっと待て。ハードディスクは消したのか」
結構思いとどまる人、多いのでは?


2023年09月15日
<中国iPhone禁止>
結局国産の新型スマホを買えという話だったというオチ


2023年09月13日
<神がかり>
1年ほど前までは普通に世界情勢のニュースを流していたYoutuberが陰謀論者とかデマ拡散政治家と共演するようになってついに「世界は聖書の予言通りに動き始めている」とか言い出してしまいました。大丈夫か?この人。。。
予言を当てるのは簡単だという話があります。AはBになるかAはBにならないか、ということを予言するには、AはBに寄り添うべきである、とかAは独立的である、中傷的な言葉をできるだけ多く並べまくる。するとなんとでも解釈できるわけで、これを500年近く前にやったのが「ノストラダムス」。
1999年7月の予言は単なる世紀末の話で、某宗教では999年に天使のラッパが鳴ると本気でおびえていた人が多くいたという伝説があり、それの悪乗りです。まさか450年もたってから自分の与太話が話題になると本人も思ってなかったのでは?日本では五島勉さんがベストセラーを何冊も飛ばしましたが、世紀末ビジネスで最も成功した例ではないでしょうか?かく言う私も中学生の時に1冊買いましたが、笑えたのが公害による奇形の予言としてマグリットの「人魚」が載っていたこと。著者の意向とは全く関係なく、これ以来ルネマグリットの大ファンになりました。


2023年09月13日
<ニュージャージー>
US東部にある小さい州です。私がいつも視聴させていただいている上念司さんがYoutubeで言われていた例えが面白いので紹介します。
「ニュージャージー居住者がニューヨークに住んでますっていうのは船橋居住者が東京に住んでますというのと同じ」


2023年09月02日
<配送の品質管理>
前にも書いたのですが、まだDENSOにいたころ、80年代の終わりですが、半導体セミナー(故西澤潤一先生主催)に出席させてもらえました。事前資料が届くのを待っていたのですが、直前になっても届かない。さすがに事務局に抗議の電話をしたら、2週間前に受領サインもらってますとの返答。日付を聞くとその日は1日外出していた日で、サインなどできるわけない、とさらに抗議すると、運送会社に問い合わせると言うのでその場は電話を切りました。
すると1時間もしないうちのXX急便というところから荷物が来て「受領印は結構です」とか言って荷物おいてさっさと逃げていきました。
つまりは配送したことにして受領サインを偽造、仕事をさぼってたということです。納品書を渡すとサインの偽造がばれるので、納品書もおいていきませんでした。よく荷物が残っていたなと思いましたが、セミナー事務局は気を利かせて、もう一部速達で送ってくださったので、ダブることに。あの時のセミナー事務局の対応には今でも感謝しています。
UBERでも配送員の荷物取り扱いがひどくて破損したとかよくYouTubeで上がっていますが、先ほど到着した下記のAMAZONの荷物を届けに来たのは礼儀知らずのアルバイトでした。ついでに言えばパッケージがへこんでいました。自分で配送を管理するということはこういうレベルの人間に対応しなくてはならないということです。
XX急便さんの名誉のために付記しておくと社長さんが変ってからそういう事故はほとんど起きなくなっています。


2023年09月02日
<AMAZONの劣化?>
ここのところ「技術開発のタダ乗りがひどい」とか言われているAMAZONですが自社のシステムも劣化が激しいようで物流に混乱が出ています。大手の配送業者を絞めまくって逃げられたので自分で配送業者を手配しているようですが、この管理品質が最低。
WEBから再配達の指定が出来ない、再配達のためのフリーダイヤルにかけたら「再配達申し込みはできません」で自動音声後に切断、カスタマーサービスに電話したら、午前はいないから、と言ったら13−15時で届けますと言いながら届かない、メールを見たら、11時に再配達したけど、いなかったから保留にした(いや家にいたんだけど)、再度電話したら、16時以降で指定されているとのこと。でもWEBで見たら「出荷保留中」のまま。電話したら「システムのエラーです」とのこと。2か月前も同じエラーだったからAMAZONがシステムのバグを放置しているということです。
倉庫での荷物の管理は出来ても、倉庫から出てしまうと荷物の管理が全くできない。業務要件定義やってるかどうかすら怪しい。その上数か月にわたってシステムのバグが現場から報告されていても放置するとか、システム屋として劣化してない?


2023年08月28日
<コンサルティングの基本>
世にコンサルタントと名乗る人は山ほどいますが、コンサルティングが出来る人はかなり少ないと言わざるを得ません。全くコンサルティングになっていない間抜けな自称コンサルタントが
「XXの業務が面倒で時間を取られる」
というお客様の言葉に対してどのような回答をするのか見てみましょう
1.パブロフの犬的コンサルタント
「システム化して省力化を図る」とレポートを書くやつ。何をどうシステム化するのか全く不明
2.タマムシコンサルタント 「いろいろ個々の事情があるから一概には解決策が言えない」と言ったまま放置するやつ。何がいろいろだ?
3.原理主義コンサルタント 「根本を見直して業務改革しないといけない」と言ってそのままレポートに書くやつ。結局根本ってなんだ?
4.英語でごまかすコンサルタント
「Role&Responsibilityを見直してCollaborationのBestPracticeをReferしてSolutionを。。。」と延々英単語をならべるも実は何も言っていない
5.話題そらしコンサルタント
「それは重要なポイントですね。ところで、こちらのケースについては・・・」と話を聞いたふりして無視。


2023年08月28日
<愚かな対策>
教師の仕事をAIにやらせて楽をしようという話がまた〇経にのっていますが、教師不適格者がAIを使っても不適格のままです。まだ私は教師には恵まれた方だとは思いますが、小学校の時にはクラス全員の前で、「お前は嫌われ者だ」と私をつるし上げた教師もいたし、新興宗教の降霊術を授業中にやってた教師もいました。近くの小学校でも教師が児童に土下座させられたなんて話もありました。こんな連中AI使ってどうにかなると思いますか?
私の頃に比べ、教える内容は激減していますから、仕事も激減しているはずです。しかし無駄に厳しくなった教職課程を取った人でさえ、教員に応募しなくなってきている。組織崩壊しているところに行くより民間企業や普通の公務員のほうが魅力的でしょう。
教育をまともにするには各教師の授業をYouTubeとかの動画にして誰の授業が最もわかりやすく効果的かを視聴者数で客観的に測るという競争を取り入れないと意味がない。不適格者の馬鹿な授業で時間をつぶされるより、オンラインでまともな授業をうけたほうがずっと子供のためになります。教師不足もこれで解決。
どうしても個別にAIを入れたいなら、教師をクビにしてAIに授業させたほうがいいのでは?


2023年08月27日
<夢の跡>
夕張という破綻自治体があります。ここ、かなり昔に「幸福の黄色いハンカチ」という映画でロケ地の一つだったことがあり、現在と半世紀前との比較ができます。
炭鉱がダメになってから観光に切り替えるとか言ってバブルに乗ってお金を使いまくって箱ものを作り続けました。バブル崩壊後も市長・議会・市役所全員でカイティングに近い粉飾までして延命させたのですが、ちょっとしたミスで発覚、結局660億円もの借金を抱え破綻しました。
なんか似たような話、つい最近国際ニュースで見たような。。。桁が4つか5つ違いますが。


2023年08月27日
<移民>
今日の産経新聞に飯山陽さんが寄稿していますが大変面白い記事です。移民は労働力不足を解決するどころか、負債にしかならない、という趣旨ですが、ドイツの実例などをあげて説明されています。
ドイツでは移民の半分はいわゆる生活保護状態で財政的を圧迫しているとのこと。そもそも高度なスキルを持つ人を移民として優遇しましょうという話と難民認定は関係ない。そもそも高度なスキルを持つなら難民としては来ない。
某野党にとってみれば難民を増やして社会不安を引き起こし、それをネタに政府を攻撃することが目的。ある意味テロリストと同じ。


2023年08月27日
<新幹線>
7月に東海道新幹線の車内のチャイムが変更になりました。前はメロディでしたが、ほとんど呼び出しチャイムみたいになってしまいました。産経新聞の投書に
「こんなことが話題になるのか?」
というものがありましたが、新幹線に乗らない人にとってはそうだろうなあと。東海道新幹線のユーザの7割以上は出張サラリーマンだと感じています。つまりはリピーター。私も90年代から使っていましたし、大阪とか名古屋での常駐仕事になると毎週乗るわけで、山手線の駅の発車メロディと同じくらい馴染みがあります。そういう人は結構いるんだろうなと。
ただ、「いい日旅立ち」はちょっとねえ、と思いました。なんか暗くて全然いい日に聞こえない。


2023年08月25日
<陰謀論者化>
以前は結構まともな情報を流してくれていた〇〇3.0というYouTuberさんが、陰謀論者かつプーチン信奉者として有名な方とつるむようになって陰謀論者に変ってしまいました。ワクチンデマとか処理水デマを拡散しているH議員とかを呼んでデマ拡散に加担するとか、一度染まると怖いなと思います。視聴数稼ぎのために方針転換しただけかもしれませんが、結構気に入っていたチャンネルなのですごく残念です。
陰謀論は面白いし真相を知った気になれるところが怖い。例えばワクチンと自閉症の関連を隠ぺいしているなんて話は、「関連がないとした医学的証明はワクチンを真相を隠すための嘘だ」というところからスタートするのですが、これの根拠はケネディ家の弁護士出身の議員が言った、という話だけ。根拠は何もありません。
これをあたかも真実のように拡散して社会不安をまき散らす人とコラボして、デマ拡散に加担してしまっています。これがデマでないというならそれを証明しないといけない。
福島処理水も同じ。トリチウムは水素の同位体で半減期は12年、確かにベータ崩壊するけど、今回計画されている量の10倍以上を中国が何十年にもわたって流し続けているのにそこの海産物を平気で食べていて何か病気がおきているかというとおきていない。ついでにいうとトリチウム以外も結構流れているけど問題は起きていない。
こんな話をすると「検閲だー」とか騒がれそうですが。。


2023年08月25日
<みずほ訴訟>
みずほ銀行のNY事務所で「外国人にはコミュニケーションを取らず育休を取ると言ったら否定的に評価された」ということで訴訟を起こされているそうですが、訴訟の是非はともかくよくある話、ということをこのチャネルでもお話されています。
https://www.youtube.com/watch?v=fvgsZYK5hcs
私はIBMでUSでテスターやった時にやはりコミュニケーションのやり方が根本的に日本人と違うと感じました。コンサルティング業界でも似たようなことがあります。
日本の「コンサルティング」はイメージ図を多用する傾向があり、これが曖昧さの元になります。つまりはイメージから適当に読み取ってね、というのですが私がUSでコンサルティング教育を受けた時は絵は使うな、文章で書けと教えられました。一昨年くらいに某US企業の仕事をした時も作った説明資料に絵はほとんど使っていません。
価値観が異なる人がいろいろいるUSは曖昧なコミュニケーションが取りにくいということが影響していると思います。だからUSの方は価値観の異なる他国の人ともすぐにコミュニケーションを取れるのかもしれません。
このYouTubeで語られている「日本人は挨拶ができてない」という点、すごく共感します。日本で仕事をするとついつい忘れがちですが、海外と仕事をするとリモートミーティングでも開口一番
”How are you doing?”とくるので”Thank you, very good, How about you?" とか条件反射的に返すのがクセになってきます。
直訳すると「ごきげんよう」になりますが、なんか「マリア様がなんとか」というアニメみたいだな。。


2023年08月20日
<物価高>
高度成長は私の生まれた年から始まり、小学校の時の石油ショックでいきなり止まりました。単純なモデルでは景気過熱→インフレ→金融引き締めとなるか景気後退→デフレ→金融緩和というパターンだったのですが、この時はインフレと不景気が同時にくる「スタグフレーション」を発生させてしまいました。
原油とか天然ガスのような資源が高騰した場合は物価が上昇しますが、景気過熱によるインフレではありません。値上げ分のお金は国内で回るわけではなく、外部に出てしまうのでで条件反射的に金融引き締めを不用意にやると景気が大幅に後退します。今の日本は景気が悪くないので、値上げはそこまで悪い話ではないのですが、資源値上がりの分は差し引いて考えないといけないでしょう。日銀は植田総裁は学者出身なのに肝が据わっているなと。。



2023年08月20日
<投資は個人責任>
銀行を守るためにどうしても個人にリスクを取らせたいというわけで政府は熱心に国民に投資を勧めているわけですが、先日の破産法適用で話題になった某国の不動産会社は、信託会社とかが個人から集めた資金が融資されているようで、個人のお金はほぼ返ってこないだろうと言われています。
https://www.youtube.com/watch?v=jgb0PlKn2LY
これからリセッションに入るフェーズでは個人の範囲で投資で稼ぐなど、ほとんど無理だと思っているので銀行にお金は預けてあります。


2023年08月19日
<破産法15条>
破産法15条はUS国外の企業が、他国で破産処理を開始した「後」に訴訟をUS国内で起こされて他国の破産処理に混乱をきたすことを防止するため「US国内の資産を保全する」のものだそうです。つまりは「今、(例えば)香港で破産処理してるから、US国内の資産を勝手に処分しないでね」というのが15条。私も知らなかったのですが、このYoutuberの方がわかりやすく説明してくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=ktjIZNpM65A
つまりはK大集団はUSで破産を申請したわけではなく、他国ですでに破産申請されていたということです。まあ破産申請したことには代わりはないわけですが、新聞ではニューヨークで破産申請と見出しが出てます。もう少ししっかり調べて書かないとさらに信用を落としそうです。


2023年08月19日
<AIはIntelligence?>
まず一つ目。例えば、A社の不良による事故がたまたま新聞に載ったとします。A社は過去こんな事件も起こしている、と過去何年もさかのぼって、A社不良品の話だけを垂れ流す。たとえそれがライバル会社のB社と同じ不良率だったとしてもA社の情報だけが流れたらA社=不良品となってしまいます。
そして2つ目。過去10年事故がゼロでも今週たまたま2件立て続けに起きてしまった場合、今週売れたのが100台だったら、不良が2%もある、とやってしまうとこれは「嘘」になります。
この2つの例はAIが「堂々と嘘をつく」理由の一部です。つまり偏向したマスコミ情報が多いとそれを正解とみなしてしまうこと、統計の不正な使い方。所詮AIと言いながら、やってることは大勢の意見を集約するだけ。この部分だけ見ると10年前から大して変わってはいません。しかし何が進化したかというとそれは「嘘のつき方」がうまくなったこと。


2023年08月17日
<強制的EV化>
CO2削減は正義だ、LowEmissonZoneとかを勝手に設定し、そこに入ったガソリン車から料金を取るという形にしてEVに乗り換えさせるということをやっている国があります。この国、過度に風力太陽光に依存して電力不足になっており、冬場は電気が足らなくて暖炉で薪を燃やしていたとか。(???)
これでEVが増えてさらに電気がさらに足らなくなる。そこで登場するのが時代モノの超非効率火力発電で石炭燃やしまくる。(?????)
以前ある本に載ってた漫画で、1000万円のコストダウン活動のために1億円の代金を請求された経営者のセリフを思い出しました。
「倹約のためには金に糸目はつけられぬ」


2023年08月17日
<アフリカ>
アフリカ、とひとくくりにしてしまうのは、日本からあまりに遠くて縁遠いこともありますが、、援助してる人が危ない人たちであることも原因です。NPOの方(本人の名誉のためリンクは貼りません)が、YouTubeでアフリカの援助を熱く語っていましたが、説明が矛盾している上、事実誤認が多くてあきれます。一般人が興味を持たないのはこういう危ない人に近づきたくないからです。
コンゴ紛争という20年にわたる国内紛争で600万人が犠牲になったと主張されていますが、ルワンダやウクライナに比べ、ほとんど報道されない理由を「アピールする映像が無い上に、利権があるから」と説明しています。そもそも犠牲者がまとまっていないと言いながら600万人という具体的な数字が出てくるというのもおかしいと思わないのでしょうか?
ルワンダ内戦が報道されたのは頭蓋骨が並んでいる衝撃的な映像に負うところが大きいと思いますが、ウクライナへの侵略に対しては他人事でないという部分が大きい。気まぐれで代案を選んでいたら、北海道が戦場になっていました。日本人とってはコンゴよりウクライナのほうが遥かに重大だということがわからないようです。
また、利権がかかわるとなると100%内部の権力闘争です。この方は別動画で「自立を妨げるような寄付はすべきではない」、と主張しますが、自立にこだわるなら内部紛争にかかわるべきではない。内部のゴタゴタに感情だけで片方を助けるともう片方から敵認定されますし、その敵認定が日本という国に及んだら、責任とれるのでしょうか?
この方、さらに別の動画では戦争においてPRのプロを用いて情報戦をやること自体をも問題視していますが、そんな話、20年以上前から常識となっています。人権を主張するのも結構ですが、もう少し常識を身に付けられるべきかと。


2023年08月17日
<楽器3>
そういえば高校時代、12弦ギターも持っていました。これも高校時代に1万円程度で購入。名前は似ていてもクラシックで使う11弦ギターとは縁もゆかりもありません。複弦ギターです。イエペスの11弦ギターは11本独立弦があり、低音側は音域を広げるためにあります。いわばバロックリュートのギター版。12弦ギターは複弦というところはリュートと同じですが、奏法は普通のギターと同じ
不思議な音色がするので好きでしたが、実家においておいたら、実家改築時に建築廃材とともに無くなってしまったようです。


2023年08月17日
<楽器2>
バンジョーというUSの民族楽器があります。高校時代、お小遣いためて1万円で購入。この楽器は5弦なのですが、一番手前の第5弦は長さは半分で音程固定という珍しい形をしています。形は丸い三味線みたいなやつです。
もう一つ持っていたUS民族楽器にフラットマンドリンというものがあります。これは7000円くらいでしたが、マンドリン特有のアルマジロみたいな響胴がなく、音もほとんど響かないという変な楽器です。
汎用性よりも合理性。この領域のみで使えればよいという発想なので、他に転用されることはありませんでした。大学在学中あまり弾くこともなく、両方ともたぶん大学卒業時にクラブボックスに忘れてきたと思います。気が付いたら手元にありませんでした。


2023年08月17日
<楽器>
高校時代、憧れのギターというとマーチンでした。D28という形式を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? 私の通った高校は普通の公立高校で、それほどお金持ちがいなかったのでこれを持ってる人はいませんでした。まあ普通のギターが2万円とかで結構いいのが買えた中で45万円は確かに高価。ちなみに現在の値段は40万弱。
大型の響胴はドレッドノートタイプと呼ばれ、これはイギリスの戦艦の名前から来ています。こんなひょうたん型の戦艦があったのか?と思いましたが、もちろんドレッドノートはひょうたん型ではありません。バカでかいことを超ド級と言いますが、このドもドレッドノートから来ています。当時としては巨大戦艦でした。
アコースティックギターは手っ取り早く音量をかせぐには大きくするのが簡単で、そのセオリー通りの楽器です。もう少し工夫できなかったのか?とも思いますが、大柄なアメリカ人には問題ないようです。


2023年08月16日
<楽器投資>
鉄道ファンの乗り鉄とか撮り鉄とかいろいろいるように音楽ファンにも再現マニア、コンサートマニア、楽器収集マニア、合奏マニア、演奏マニアといろいろいます。、一番お金がかかるのは当然楽器収集マニア。
昔の知り合いにレスポールにストラトキャスター、テレキャスターしかもビンテージモノというコレクションを持ってる人がいました。エレキギターだとメーカが数社に絞られますし、流通量も多い。その人が集めていた時代では一本100万くらいでしたが、今ネットで見たら300万とか600万とかすごい世界になっています。
楽器の機能としては同等の新品が同じメーカから10万円で買える中でこの投資は危ういなあと感じます。


2023年08月15日
<少子化>
〇経に特集記事が出ていますが、相変わらずのピント外れな記事です。少子化なのになぜ教員不足か?この記者はこれに疑問を持たないのでしょうか? 答えは簡単で、文科省が教員資格の基準をめちゃくちゃ厳しくしてしまったため、教職有資格者が激減したからです。
解決策は簡単。制度を元にもどせばいいのです。質を高めるために厳しくしたと言ってる人もいますが、少なくとも私の近所の公立学校とか見る限り教師の質は私の学生時代より劣化しています。さらに言えば今の教員の養成課程で、情報技術や、地政学、経済学などこれから必要とされる科目を子供に教えることはできない。
私も卒業時に申請していれば教職免許は取れました。でも教育実習を通じて教師という職業、というよりは世間から隔絶した閉鎖社会に全く魅力を感じなかったので、申請しませんでした。いわば職業選択の自由があったわけです。だから逆も可能でした。私立の学校であれば、途中から教師になることも可能。
「大事なのは日本全体で教員を目指す人の数を増やし、質を高めていくことだ」(永岡文科相)
自民党も人材難のようです。


2023年08月15日
<終戦>
間抜けな駐US大使のせいで、余計な誹謗まで受けることになった日本ですが、現場の日本軍はよく戦ったと思います。戦没者のご冥福をお祈りします。
不幸だったのは軍のトップクラスが国の将来より省益を優先する官僚体質であった上に精神論がまかり通ったことでしょう。そのために無駄に戦死者を出してしまう結果になりました。「失敗の本質」は今でも名著です。
計画をまともに立てずにとりあえず始める、という日本人の悪いクセはまだ治っていないようですが。。。


2023年08月15日
<文化>
私が学生のころは就職で人気というと文系では銀行、マスコミ、商社、理系では大手家電メーカでした。今は商社が結構人気と聞いています。海外に出ていく気概のある学生が多いことはいいことです。といっても私が海外にいたのはたった半年なので、あまり大きなことは言えませんが。
痛感したのは、私みたいな凡人は「行ってみないとわからない」ということ。
人種も宗教も違う人たちと働いて、新しい発見ばかりでしたが、残念ながら人種差別意識を持っている人も少数ながらいて社内でジャップ呼ばわりされたこともありました。9割以上は楽しく過ごしましたが。
文化とか価値観の違いは会社というところではほとんど問題になりません。政治思想とか宗教思想は社内の会話ではご法度。あくまでも会社と仕事をするという契約で会社にいるわけであり、そこは社会活動の場ではない。どうもそれを理解していない人が会社の中で騒ぎを起こすこともありますが、この件数はおそらく日本の方が多いと思います。
なぜならあまり問題を起こす人は外資系ではクビにするからです。日本企業はそれができない。その意味では日本企業の方が多様性がある??


2023年08月15日
<真実はいつも一つ>
とは限りません。ある人が、この会社で働きやすい、と言ったからと言って全員が働きやすいわけではありません。
経済情報を得る一推しのモハPチャンネルさんがイタリアの銀行に追加で課税する件について面白い話をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=rrONJ96Dhdo
「金利が下がって経営危機になったら国に助けてもらって金利が上がったらぼろもうけするというのは不公平そのもの、日本の銀行でも同じで(政府に保護されていながら)言われたことだけやって、大した仕事もしていないのに高い給料を取るのも不公平と言える」
いや、それ言っちゃう?と思いましたが、法律を知らずに窓口で威張って追い返そうとする女子行員とかいましたし、(前述の通り支店長が飛んできました)まあその通りでしょう。アホなお嬢様行員のトラブルに振り回される支店長にとっては針のむしろの毎日でしょうけど、お嬢様行員には快適職場です。


2023年08月14日
<数字は雄弁>
少数ではないかなりの評論家が「欧米は崩壊に向かう、これからはC国R国を中心とした多極化時代に変わっていく」とか、「これからドルは崩壊してがRMBが基軸になる」とか言い続けて20年、欧はともかく米は全く崩壊しません。
投資を行う上で重要なのは「事実」であり裏付けとなる数字です。かの国の民間行政両部門の債務総額が52兆ドル、若年失業率が一説には40%(公式発表は22%)、物価上昇率は主要国で唯一のマイナス、これが事実です。もう一つの国は資本取引規制をしているにもかかわらず経済破綻の予想から通貨がここ1年で70%下落、というのも事実。ドルに変わる国際通貨、と彼らが言っているのは金本位制そのもので50年以上前に一度運用が破綻している、というのも事実。
経済学の常識を知っていれば、これらの国に投資はしないでしょう。


2023年08月14日
<明日終戦記念日>
という記事が〇経新聞にありましたが、不寛容が民主主義が脅かしている、とまた煽り記事が出ています。原因は簡単で不寛容なごく一部の移民とそれを利用する自国民です。
このアホ記者は、先進国が上という感覚があるらしく、(レベルの低い)他国には寛容であるべき、というこのなんとも鼻もちならない雰囲気丸出し。世界の常識は「郷に入ったら郷に従え」。これは法治国家の基本。これが守れない方は先進国だろうが新興国だろうが他国に行くべきではないし、こういう方こそ民主主義の敵。
工場で働くイスラム圏の方にお祈りの時間と場所を与えるのは、雇う側としては至極当然の話。労働時間がーという人はタバコ吸ってサボってる人に言ってほしい。ハラル食を準備するのも当然。食堂に激辛カレーしか無かったらどうなります?
しかし条例で禁止されている土葬をやるのはNG。条例、法律には従うべきです。これが出来ない一部の方々(なぜか日本人が多く混じっていますが)が外国人全体の評価を貶めています。
線引きをちゃんとすることをしないからこうなります。このあたり、曖昧さが好きな日本の悪いところです。


2023年08月13日
<EV火災>
私には無縁な車ですが、ディーラーで燃えたのはAUDIにとっては幸いでした。これ、自宅駐車場で発火して住宅全焼なんてことになってたらさすがに他のマスコミも無視できないでしょうし。
https://www.sankei.com/article/20230710-WBAIGC7ZMJNKTMVMG5QGEXNXIY/
延焼しても重過失がない限り、火元に責任は問えないというのがルールがだそうですが、危険を承知でEVを買うことが重過失だとか言われそうです。


2023年08月13日
<学校>
先ほどの公立中学校とは違いますが、近くにもう一つ、XXXX年度YYY君オリンピック出場とかそんな垂れ幕というか看板がいっぱい貼ってある公立中学校があります。これしか自慢できることないんだろうなあ、と半ば哀れみで見られていることはおそらく中学校の先生方は知らないでしょう。
よく、勉強だけがすべてではなく多面的に評価すべきだ、という自称先生がいますが、勉強は必要条件であり、他のことが出来るから免除されるものではない。こういう自称先生がいるので、親は子供を私立に入れるようになるのです。


2023年08月13日
<消防署>
私の近所で消防署の移転が計画されているのですが、公立中学校の一部を削って消防署にしようと市は考えているようです。学校を削るなどけしからんと某政党が騒いでいるのですが、公立中学校は少子化の上に私立との間の教育レベルの差が広がり、私立中高一貫校に子供が流れています。この中学校めちゃくちゃ広い上に、子供が減っているので、消防署建てたくらいでは全く困らない。
それに根性部活で熱中症とかになったとか校内暴力でけがをしたとかの時にすぐに病院に運んでもらえるので便利ではないかと思うのですが、何が問題なんだろ?


2023年08月12日
<〇経新聞>
対中国投資87%減、米との対立激化懸念という見出しで書かれてますが、いわく
「このまま外資離れによるデカップリングが進めば(中略)世界の景気にも影を落としかねない」
だから、米国は対中政策を改めるべきだ、という論理ですが、正直理解できません。
ビジネスやる側としたらそれより、いつ拘束されるかわからないという当面のリスクの方が深刻でしょう。「この外国人はスパイだ」、と密告すると賞金が出るそうですし、ある中国通の方によれば「一番危ないのは近頃過当競争で収入が減っているタクシー」なんだそうです。自社の工場に行くつもりが着いた先が「交番」だったなんて話も発生してもおかしくない状態です。アメリカの規制は結果であり、原因ではない。
本来の結論は「リスク回避のため、特定の国に頼らないサプライチェーンを作るべきだ」のはず。この記者の間抜けな論理には社内からも批判が出ているようですが。


2023年08月08日
<日本企業>
会社員時代に、あるお客様で私が担当したプロジェクトにお客様の若手がアサインされ、システムの基本知識が足らずこちらの言うことが理解できなかったことがあります。基礎的なことを教えないとプロジェクトが進まないので、仕方なく、空いている時間で彼に基礎的知識の教育をはじめました。
そこに彼の上司が怒鳴りこんできて、
「余計なことをするな!」
若手が自分より知識がついてしまうと自分の立場が悪くなるのはわかるけど、露骨だなあと。


2023年07月30日
<東京のマンション価格>
東京の分譲マンションの平均価格1億を超えたそうです。対前年比35%の値上がり、ハルミフラッグといマンションの最高額は3.4億であるにもかかわらずなんと140倍の倍率だったそうです。
今の若い人たちは単純にスゲーって思うだけかもしれませんが、私の世代はこれは既視感があります。日本のバブルは株崩壊が89年くらい、それに続き93年ごろから土地バブルが崩壊していきました。90年代前半に借金までして「投資目的」で買った人たちはかなりの損害を被りました。
N経新聞の書き方はまさしく90年初頭の記事そっくり。
「この先も値段は上がる一方で一般の人はマンションは買えなくなってしまった」と煽りまくっています。いわく「市場関係者によればこの傾向は当面変わらない」そうですが、まあ、変わらないでほしいというのは市場関係者の本音でしょう。
しかし30年前との違いがいくつかあります。一つは買っているのが日本人だけではないこと。特に中国の方が資金逃避および投資目的で買っています。もう一つは相続対策で購入する方が多いこと。特に外国の方は金利が上がって円高に振れた瞬間に投げ売りを始めるかも、と予測する人もいます。
バブルはいずれ弾けます。私は投資用にマンションを買おうとは思わないので、どうでもいいのですが、バブルが弾けると景気が悪くなります。かつてホストみたいな首相がその後の対応を間違えて失われた10年を作ってしまいましたが、政治家がそのことを学習していてくれることを願います。


2023年07月29日
<自動車の記憶2>
今まで事故というものを2−3回経験しましたが、その中でも最悪だったのは休日に愛知県の北部で追突されたことです。前車が急ブレーキを踏んで、私が停止したところ、後ろにいたおじさんの車(当時私は若者でした)に接触程度に追突されました。問題はその後ろからヤンキーっぽいアホのシルビアがノーブレーキで突っ込み、おじさんの走行4000qの高級車は大破、私の車もリアバンパーのフレームが曲がるほどの衝撃を受け、見事にむち打ちになり、それ以来肩の痛みに悩まされています。
何が最悪かというと、医者に何度かかかって治らないなあと思っていたところに加害者の親から
「早く、治療終了の書類出してもらわないと困るんだよ」
とどっちが加害者かわからないような高飛車な態度で電話がかかってきました。
治療が終わらないから仕方ないだろ、というと「いいから早く書類を出せ」と逆切れ。
あまりに腹が立ったので1か月ほど放置してやりました。この親、関の孫六で有名な岐阜県関市で刃物屋をやっている自営業だそうで、日頃からお客様にも威張ってるんだろうけど、被害を与えておいてこの態度。生涯、関の刃物は買うまいと決心しました。
まあ、無駄に高いので買う気もありませんが。


2023年07月29日
<自動車の記憶>
私が社会人デビューした1986年はまだ車というのがステータスをある程度持っていて、工場の若い人はボーナスを頭金にして結構いい車を買っていました。トヨタ系というのもあって、工場ではソアラ、マークIIシリーズが人気でした。技術部門ではセリカやAE86が人気でしたが、まあ私は古い車を自分で直しながら乗っていました。別に旧車が好きなわけではなく、お金が無かっただけですが。
トヨタ系部品メーカというのは便利なもので、かなり古い車まで、整備マニュアルが図書室にあります。そこで自分の車のマニュアルを探してコピーしてました。 IBMに転職するときに乗っていたのは13万円で買った「ターセル」という超不人気車の中古。これはトヨタ初のFF車です。USに行く時に惜しげもなく捨てていき、帰国した時には中古30万円のファミリアを25万まで値切って買いました。こんな生活を続けていると機械は壊れるものだという常識が身に付き、自然と車には詳しくなります。
当時は新車にあこがれていましたが、今ではなんか懐かしいなと。


2023年07月29日
<自動車評論家>
昔から自動車の評論家を自称する人たちは欧州車には甘く、日本車には批判しかしないという傾向がありましたが、今でもそうなんだな、と実感しました。
先日話題に上がったのは某V社の看板車種ですが、プラスチック全開の安っぽい内装は「コストダウンの努力が見える」、中途半端なハイブリッドの悪燃費は「ガソリン車としては頑張っている」とか見ているほうが恥ずかしくなるような贔屓の羅列。申し訳ないけど、私のプリウス(一つ前のモデルなのでそれほどパワーはない)は加速、ハンドリング、安定性、乗り心地、燃費どれをとっても勝てるでしょう。しかも値段は50万円から100万円以上安い。
でも私の車に対する評論は「EV化に乗り遅れた(V社はEV減産せざるをえなくなってる)」、「ハイブリッドは時代遅れ(V社もそうだけど)」、「ドライブフィールが悪い(根拠なし)」、まあ色眼鏡で見ながら乗っていればこうなるよね、という評価でした。昔と違って車にこだわりがないので、あまり気にせず買ったのですが1点を除き不満はありません。
その1点とは乗り込む時に体をかなり曲げないといけないとうこと。私は身長が低く、シートとステアリングの距離が近くなるため、車体の低さから、スポーツタイプの車はどうしてもこうなります。次はSUVがいいなあ。


2023年07月27日
<経済>
世の中、経済がすべて(こんな上品な言葉ではなかったですが)と言ったのはクリントン大統領と記憶していますが、どこの国とは言いませんが政治だけで国を動かそうとすると後でボディーブローを食らいます。
いい加減な情報ソースで与太話しかしない政治家とか評論家も多くいますが、経済は正直です。2012年以降、10年にわたり日本経済が復活してきたのは事実ですし、それは数字に表れています。一番典型的なのは大卒の就職率です。特に技術系は今でも売り手ですし、今の日本に経済的は停滞感はありません。これは明らかに安部元首相と黒田前日銀総裁の「成果」です
それを悪だと断じて誹謗中傷を繰り返した党が、「なくなったほうがいい」と言われたら切れてました。これを一般には「おまゆう」と言います。


2023年07月27日
<保険証統合>
今までシステム運用上の課題があることは指摘してきましたが、利点についても指摘しておかないと公平ではないと思います。
今の保険証の致命的欠陥は写真がないことです。だから簡単になりすましや貸し借りができてしまう。実際にサラ金は保険証だけでお金を貸してきたという事実もあり、保険証は落としたら人生終わるとまで言われました。
前出の通り、保険証を貸している現場を見たこともあります。日本を話せる外国人の方が、日本が全く話せない中国の方に保険証を持たせて診療させていました。明らかに本人ではないのに恐喝まがいの口調で気の弱い受付の女性を脅して認めさせていました。
我々にとっては明らかに改善なのですが、「パスワードここに書いてください」という人たちが運用しているのが危険だということなのです。


2023年07月25日
<お勧め>
ここのところ週1回名古屋で宿泊するのですが、定番ホテルとして名鉄グランドホテルを利用しています。かなり古いホテルですが、清掃とかしっかりしていてアメニティとかも充実しているわりにはリーズナブルな値段で気に入っています。
週1回しかきていないし、まだ4-5回目なのですが、フロントの方が顔を覚えているのには驚きました。部屋はビジネスホテルよりやや広めで余裕があります。名古屋の仕事は長かったのでいろいろ泊まり歩きましたがお勧めホテルの一つです。