ここでは日々思いついたこと、かつて経験したことなどをランダムに記述していきます
2022年09月14日
<経済>
かつて経済の専門家が「なんで医学の話は医者の言うことしか信用されないのに、経済は経済のど素人の話が平気でまかり通るんだろう」と嘆いてました。もっとも日本の大学の経済学の先生は現実の政策立案の経験がない人が多く、信用されないのも仕方ないのですが、経済の基本も知らないのにテレビで嘘ばかり垂れ流す人がいるのも現実。
センセーショナルな話は視聴率が上がります。円安でこのままだと円がどんどん下がる!と騒いだため、慌てて外貨預金に走ったというデータも出ています。経済の状態がさほど傷ついておらず、投資が出来るほどの金利状態、かつ主要通貨の一つである円のレートがどんどん下がるなんて話はありえません。手数料、売り買いのレート差を考えると損しかしない気がしますが。。
2022年09月13日
<反撃>
https://www.youtube.com/watch?v=o1SWdmqoa58
戦史に残るレベルの進撃速度だそうです。R国は弾薬も兵器も放り出して逃げていったとか。ここでのネットの突っ込みが面白いものがありました。
「借りた弾薬は返さないとね。発射して。」
2022年09月12日
<懐古趣味2>
少々マニアックな話をすると、下記ガゼローニのレコードジャケットに描かれているのは木製フルート。音量、メンテナンスの観点から今では使う人はいないというか作っていません。フルートは銀製がデフォでプロは金製、9Kまたは14Kの管体を使う人が多い。木製の楽器の難点は寿命が短いことです。金属製はロー付けでキーが固定されているのではずれることはまずないし、使い方の激しいプロでもオーバホールをしながら10年近くは使えます。私みたいな使い方だとかれこれ42年。こう考えると安い趣味ですね。木製だとどうしてもキーを支えるポストがぐらついてきてしまうのでオーバホール時にパテで埋めてねじを切りなおしていました。2回目はありません。ちなみに小型のフルートともいえるピッコロは木製が主流です。
バイオリンなどは200年以上前の楽器が残っていますが、木管楽器は基本消耗品のため、残っているものはごくわずかで、古楽器のほとんどが古楽器屋で作った新品です。フルートの古楽器は通称トラベルソと呼ばれますが、これは横笛という意味。フルートの前身はリコーダーでそれが横向きになったのでこの呼び名になりました。一本ほしいなあと思って買おうかと思いましたが、プラスチック製しかなく、しかも2万円。結局買いませんでした。
2022年09月12日
<懐古趣味>
レコード、大判カメラとか言っても今の若い人には「なんだそれ」という状態でしょうけど、大判カメラはアキバでたまに持っている人をみかけます。ハッセルブラッドというスウェーデンのメーカは憧れの的で、数十万以上しました。日本製だと定番は今はなきペンタックス6X7。個人的にはこれもなくなくなってしまいましたがマミヤの二眼レフとかレトロで良かった。二眼レフはローライフレックスというメーカが最高で値段も最高だったのですが、今は中古屋で手に入ります。問題はフィルムが売ってないこと。買ってどうする状態。
レコードは今でもマニアの間では取引されていますが、消耗品は針です。昔から音楽はやっていたのですが、レコードは高くてほとんど買えませんでした。最大でも20-30枚程度でしたが今手元にあるのは生まれて初めて買ってもらったレコードとか記念になるものだけです。ちなみに最初のレコードはセヴェリーノガゼローニのモーツァルトフルート協奏曲。もう一枚はフルートの先生から餞別にもらったジュリアスベーカーのプーランクのソナタ。もう聞けないだろうなあと諦めていましたが、なんと新宿のムラマツフルートに両方ともCDがあって、即買いました。特にモーツァルトのほうはCDだと、録音を切り貼りしたのがまるわかりで時代を感じます。
2022年09月12日
<O’Reillyその2>
最新情報をつかむには結構重宝するのがO'Reillyですが、たまに外れもあります。というか日本人に合わないというべきかもしれません。外資系での勤務が長かったせいもありアメリカ式には慣れているつもりですが、たまにいらつくこともあります。効能書き、何がすごいかを延々と強調しつづけ、で、それは何なの?が全然わからない。考え方がつらつら書いてあるけど、結局何がしたいのかよくわからない。目立ってなんぼという文化だから仕方ない。
2022年09月12日
<O’Reilly>
ITの定番本のオライリーが年初にカレンダープレゼントをやっていてもらってきました。オライリーの表紙は動物シリーズが多く、ロブスターとかアリゲータとかが描かれています。このカレンダーはそのイラストをバックにしているのですが、コアラ、ヤドクガエル(と思う)、ハリセンボン、なんとかカニ、と来て9月はなぜか関取。どうもセキュリティウォーリアという本の表紙に使ったようなのですが、相撲取りが戦士??しかも大淀って江戸時代の人。どうせならローマの兵士か何かのほうが雰囲気出たんじゃないのか?まあ、確かにヨコズナとかリキシなるプロレスラーがUSにはいましたが。。。
2022年09月11日
<陰謀論再び>
陰謀論を唱える人には2種類います。人と違うことを言って目立ちたいだけの人と、実際に資金などをもらって嘘の情報を流す人で、見たところ前者が多いと思います。「私だけが真実を知っている、みんな騙されているんだ」、と主張することで耳目を集めて「すごい」と言われたがるという人たちです。
前に紹介した「反ワクチン」を主張する人はかなりの高確率で「ロシア正義説」と唱えているという調査結果がいい例でしょう。各々の人数を勘案するとロシア正義説を唱えているのかなりの部分が専門家でもなんでもないという論理的帰結が導かれます。
2022年09月11日
<911>
21年前ワールドトレードセンタのツインビルに旅客機が各々1機突っ込みビルが倒壊しました。多数の犠牲者が出たこのテロは、USに対してさえ戦争はどこでも仕掛けられるという今までの常識を根底から覆すものでした。しかし、USはこのテロで、道を踏み外した感があります。アフガンへの派兵、イラク戦争と「砂漠の嵐」を再現したかった息子大統領のどう考えてもおかしな暴走で、USは力を落とし、トランプ大統領の損切りまで実に20年、ダラダラ予算流出が続くことになります。
この911テロもご多聞にもれず、陰謀論がいろいろ出ています。一番荒唐無稽なのは保険金目当てでビルを倒壊させた、というやつですが、かかるコストとリスク、それで得られる利益を比較すれば、馬鹿げていることはすぐわかります。
陰謀論を主張する人は最初から結論が決まっていて、都合のよさそうな状況証拠から無理やり自分の結論に持っていきます。まあ報道しない自由ってのも同じですね。
2022年09月09日
<インフレ>
私は経済の専門家ではないですが、一通り、勉強はしてるつもりです。現在のインフレ対策というのがどうも理解できません。消費過熱でのインフレなら金利を上げて引き締めるというのは理解できますが、現在のインフレは供給不足から引き起こされています。日本の値上げも主に燃料、電力に起因すると言われていますが、もとは石油と天然ガスの供給不安から来ています。
供給不安時に利上げというのが適切な対策とは思えないのですが、前述の通り利上げしても状況が改善しない国はいくつもあります。石油がないなら石炭を使えばいいじゃない、というのが正論ですが、石炭は社会の悪だとか叫んでた当人がそれをいうわけにもいかず、自分で自分のクビを締めている状態です。それを政治的に利上げでごまかせばツケはかなり大きくなるのではないでしょうか?
2022年09月09日
<円安>
円安だ、大変だ、利上げしろ、とかマスコミが騒ぐので、慌てて外貨定期預金にお金を移している人が多いようです。この騒ぎ、既視感があるのが、1992年あたりで、これからは土地は際限なく値上がる。今買うしかない、とマスコミが騒ぎ立て土地を慌てて購入した後に暴落、大損どころか、破産した人もいるというあのバブル崩壊騒ぎです。
当時の首相の無策無能なおかげで、バブルは墜落どころか激突、その後も素人首相が連続したおかげで、日本経済はかなり弱体化してしまいました。太陽光企業への個人的出資で晩節を汚してしまった某首相と自分の人材派遣会社に利益誘導した某大臣は個人的には好きではありませんが、彼らがカンフル剤になって日本が再起動したことは業績として認めなくてはなりません。
円安で外貨貯金が増えたくらいでは個人破産が増える程度の話ですが、問題はこれに政府が浮足立つほうが心配です。現在の状況は円安ではなくドル高であり、その証左にユーロのレートは追加利上げまでしたにもかかわらず、以前とあまり変わっていません。黒田総裁がいるうちは、利上げなど愚行をすることはないと思いますが、防衛同様、政府の胆力が示される時と思います。
2022年09月09日
<訃報再び>
エリザベス女王が逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。チャーチルの時代からなんと在位は70年。戦後の歴史そのものと言ってもよい方だったと思います。つい3日前、新女性首相の任命を行ったばかりで驚いた方も多いと思います。
当然私は人となりは存じ上げていませんが、人望が厚く、タイの故プミポン国王のように国民に慕われていたと聞いています。ただ、新国王はどうもそうではないという世論調査もあり、先行き不安という感じでしょうか?
我が国もあまり人の心配をしていられないような状況かとも思います。我が国の場合は今上陛下はまだお若いため、時間的猶予がありますが、政治家の皆さんにはもう少しちゃんと議論してほしいものです。
2022年09月06日
<フルタワー>
パソコン組み立てたことがあるなら、今では少し懐かしい響きに聞こえると思います。ほんの10年くらい前まではゲームPCと言えば水冷CPU、高速HDD、高級電源とかなり大がかりでしたが今ではミニPCでもFFのグラフィックくらい出せるようになりました。
最初にFF14のグラフィック見たときは感動しましたが、今では普通。我が社のテスト環境も刷新してNUCとNASを導入しました。唯一残った自作PCはMicroATX。しかし、そんなマザーボードすでに少なく、ツクモで相談したら、ミニITXというさらに小さいのを勧められました。ねじ穴は標準化されているので装着は出来るのですが、だだっ広いケースにちんまりとした基板。ふと思い出したのは、花見に行ったら誰もいなくて広い円山公園で我々だけ花見やってたのを思い出しました。
2022年09月06日
<IAEA漫才>
「なぜこのミサイルはあなたの国から飛んで来ているのか?」
「それは違う。敵国のミサイルが着弾直前に、こう180度方向を変えたんだ」
「んなわけあるかーい」(とは言いませんでしたが)
2022年09月06日
<タバコの火>
某国の政府発表ではタバコの火の不始末で高価な戦闘機が何機も燃えてしまったそうです。対策はもちろん禁煙でしょう。ただ、かの国の喫煙率は大変高いので難しいかもしれません。我々は喫煙する権利がある、とデモが起きるかもしれませんが、ここは是非日本の急進的反喫煙主義者に出張ってもらって受動喫煙のリスクを押し付けるな、と対抗デモを現地でやってほしいものです。日本ではドン引きされますが、100億円を超える実害が出ているかの国でやれば賛同者が増えるのではないでしょうか?。
2022年09月01日
<ペレストロイカ>
ゴルバチョフ氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。私がテスタ支援でUSに滞在したのが91年で湾岸戦争とともにアメリカに行き(結構検査はザルでした)、ソ連崩壊とともに帰ってきたのでよく覚えています。
経済が限界に来ていたソ連にとどめを刺したのはレーガンの宇宙戦争構想で、これ以上付き合うと破綻する、ということで諦めたという説があります。もっとも当時の西側の分析ではそれ以前から、崩壊するかどうかではなく、いつ崩壊するかが議論されていた状態でした。その意味では泥をかぶることを厭わなかった人なのでしょう。
その後の経済の混乱、政治の混乱、戦争と国力をかなり落としてしまいました。GDPでは世界12位、一人当たりのGDPは60位以下とかつて世界を二分してUSと張り合った面影はありません。そのためかロシア本国では栄光あるソ連を崩壊させた罪人として評価はすこぶる低いそうです。ソ連崩壊後の混沌に関しては彼は責任が無いはずなのですが。
2022年08月28日
<ウラル>
ウラルというバイクメーカをご存知でしょうか? 戦争映画でドイツ兵が乗っているようなバイクですが、それもそのはず、第二次世界大戦時のソ連製サイドカー付バイクをベースにしているそうです。
ご近所で購入された方がおられるようで私の家の前を通って行ったのですが、なにしろデカい。幅は普通車並み。サイドカーは取り外し不可能で、サイドカー側の車輪も駆動する二輪駆動モデルは法律上普通自動車と同じなので、排気量750ccのバイクなのに普通自動車免許で運転できます。まあ、価格も普通自動車なみではありますが、乗ったら確実に目立つことが出来ます。モテるかどうかはわかりませんが。。。
本社はUSですが、その名の通り工場はロシアです。壊れたら部品がちゃんと来るのかなあと余計な心配をしてしまいます。(後で調べたら、ロシアからカザフスタンに工場を移して生産を再開したようです)
2022年08月27日
<デザイナー>
三宅一生さんと森英恵さんが相次いで亡くなられました。ご冥福をお祈りします。と言ってもユニクロメインの私には全く無縁の方々ですが。
服装には昔から無頓着で学生時代にサークルの女子から同期ほぼ全員の連名で「お前は服装をなんとかしろ」と抗議文を受け取ったこともあります。服装にかけるお金が無かったというのもありますが、服装そのものに全く興味が無かったというのが正解かもしれません。少々着飾ったところでモテるわけでもなし、まあこれでいいじゃんと思ってたら良くなかった。
前にも紹介したレ〇ンという雑誌で「この夏のちょいワルオヤジのモテジャケット」とかいうのを見ると、なんかむなしいなあと思います。この雑誌のちょいワルオヤジのモデルは何を着ても格好良い超イケメンなので「ジャケット関係ないじゃん」
2022年08月23日
<妖怪>
水木しげる氏の著作に妖怪画談というのがあります。岩波新書から出ています。ここに銭洗い弁天という神社が紹介されています。そこの水にお金を浸すと数倍になるという信仰があるそうです。
これ英訳するとマネーロンダリングになるんですかね。
2022年08月23日
<名盤>
名盤というとクラシックとかが多いですが、アルバムとしての名盤にこれは外せません。
「The Court of The Crimson King」
これは是非アルバムとして通して聞くことをお勧めします。音楽業界では単体でMP3ダウンロードするのが主流になりつつあり、アルバムの作成スキルがすたれてきていると業界関係者が嘆いているのを読んだことがあります。
アルバムというのは交響曲と同じと思えばいいと思います。楽章、というものが3−5、場合によってはもっとあるのもありますが、全体として一つの作品、という形を取ります。
だからコンサートでも楽章間では拍手しないのが暗黙の了解。でも1時間以上にわたる曲ってのも中々忍耐が持たないものもです。
協奏曲というのは独奏者のテクニックを披露するという意味もありますが、これも基本、楽章間では拍手はしません。しかしタングルウッド音楽祭に当時最盛期だったジェームスゴールウェイというフルーティストが出たときはあまりの技巧の高さに聴衆が興奮したのか1楽章の終わりに大拍手。ほとんどロックコンサートのノリでした。まあこんな楽しみ方もあるのかなと。
2022年08月21日
<通説?>
AREA51をご存知でしょうか? 日本の有名な解説者のおかげで一躍有名になりました。宇宙人がいるという噂の「秘密基地」です。まあ、これを秘密基地と言えるかどうかはともかく、SR71を秘密裏に開発したことは事実のようです。宇宙人とUFOの研究をしているという「通説」をテレビでよく特集していました。実際、日本のテレビが取材に行くと、すぐに警察がやってきて、「どこから来たの?」と聞いただけで立ち去り、その後、UFOらしき飛行物体が現れたそうです。サービス精神旺盛な秘密基地です。この近辺ではリトルグレー(宇宙人)のぬいぐるみがお土産で売られているそうです。
秘密基地というと忘れてはならないのは南極の秘密基地。ナチスの残党がドイツ第三帝国の復活を目的として南極に秘密基地を作ったからチャーター機で見学に行こう、という広告を出した人がいます。これも同じ日本のテレビで特集まで組まれました。
それにしても見学に行ける秘密基地???
2022年08月20日
<進化>
楽器のルーツというのは意外なところにあったりします。中東から欧州にかけての地域で発祥したと言われる弦楽器は欧州ではリュートになり、ダウランドなどの有名な作曲家が用いました。音も弦の数も全く違いますが我が国の琵琶も同じルーツだそうで並べてみると形はそっくりです。
リュートは恐竜に似ています。リュートは現代のギターと似たような大きさから、低音弦をどんどん増やして最後は全長2mという大きさのものまで出来て最後はすたれました。初期には1mくらいだった恐竜が30m以上になって最後は絶滅してしまったのとよく似てるなと思います。
古楽器が一つの音楽ジャンルを形成しているため、今でも演奏者はいます。バイオリン同様摩擦で弦を止めるので、ギターみたいな微調整が大変難しいと言われています。それが17本とかあったら、時間がかかるのも当然。リュート演奏者は練習している時間よりもチューニングしている時間の方が長いとか言われるそうです。
2022年08月20日
<占守島>
恥ずかしながらこの事実は知りませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=mnYTC91H4vQ
8月15日を過ぎても国際法を無視して侵攻を止めなかったソ連軍を日本軍が占守島で足止めしたおかげで、北海道に上陸されずにすんだという話です。先見の明を持って国を守った樋口中将のような方のおかげで今の日本があるのも事実でしょう。
日本軍を悪者にしたい人たちには都合の悪い真実なのかもしれません。。
2022年08月14日
<ハニトラ>
不思議なのは某宗教団体の話は野党で「追及するぞー」と意気軒昂なのになんでこの疑惑は誰も「追及」しないのか不思議。本当だったら、内閣不信任、解散総選挙に持ち込んでも野党の得票は回復すると思います。
個人的には間違いであってほしいと思います。だって、現職の外務大臣がハニトラに引っかかるとかあまりにみっともないし、国民として恥ずかしい。海外で日本のパスポート見せることが出来なくなってしまいます。
2022年08月14日
<戦争>
今朝の産経新聞には「戦争になったら戦うか」というアンケートで40%近くが「いいえ」と答えたのだとか。軍事というものを全く理解していないため、戦争=否定という短絡的な発想になっていることが原因でしょう。
ただ、これは正しいとも言えます。正確には「戦わない」ではなく「戦えない」。
現代において戦争は銃を持たせて前線に行かせればいいというものではありません。ウクライナの兵士も数週間、兵器の取り扱いの訓練を受けています。兵士でない一般人はまず兵士の訓練を受けなくてはなりません。つまりは戦闘においては役に立ちません。自衛隊だけで不足するのであれば国家レベルでの対策が必要です。個人の意識の問題ではありません。
政治家の方々にも危機感を認識していただきたいところですが、ミサイルを撃ち込んでくる当の隣国でハニトラに引っかかってる大臣がいるとかなんとかしてほしいものです。
2022年08月02日
<感覚のずれ>
16世紀の日本では西洋同様、奴隷売買が行われていたのは周知の話で、販売元はキリシタン大名、販売先はポルトガルの有名キリスト教布教団体です。目的は火薬を入手するため。平たく言えば、反政府テロ活動を行う武器購入のため人身売買を行っていたわけです。まあ豊臣秀吉が激怒してキリスト教禁止令を出したというのは当然と言えば当然。
なぜか教科書だと逮捕処罰した秀吉側が悪いように書かれていますが、どこから見ても悪いのはキリシタン大名のほうでしょう。信者になった日本の海外使節団は同じ日本人が奴隷として売られているのを見て、「価格が安い」と言って憤慨したそうです。突っ込むところ、そこ?
2022年07月26日
<某新聞への評論>
少子化、人口減少の記事が某新聞に載っていますが、それに突っ込んだ某コンサルタント。
「対策が急務、踏み込みが甘い。手つかず、まだ十分とは言えない、乏しいなど、同じことをいうために様々な言葉が使われてますね」
現実的な提案はほとんど無いので、まあ言われても仕方ないのかも。グラフを出しているわりには通信情報、製造、小売りなどの不足率よりも医療、サービスの不足率が倍もあることに関しては言及はなし。しかも外国人を受け入れろとか言ってますが、医療、サービスは外国人が一番入りにくいところ。これも幼稚な論理のすり替えです。
情報、通信、製造、小売りなどは待遇次第でカバーできますが、医療とか介護サービスは人材がいても従事したくない人が多いことのほうが問題。先日看護士資格を持つ人に復職しませんかと連絡したところ肯定的な返事が返ってきたのはほんの数人だったというニュースもありました。また売り手市場と言いながら、結構就職に苦労している人が多い理由をもう少し考えるべきとは思います。
2022年07月24日
<キャッシュレス2>
スイカのオートチャージとかViewカードによるチャージは当然のことながら銀行口座が必ようになります。これはデジタル通貨なるものには当然対応しません。このデジタル通貨なるものに過大な夢を描く人もいますが、現状は乱高下したり、ハッキングで盗まれたりと、まだまだ通貨にするには技術的に問題点が多い。一番の問題は政府による経済の安定性確保に必要な通貨供給量を調整できなくなる可能性が高いことです。このあたりを早急に解決するのが先でしょう。
どこぞの国がデジタル通貨を採用してドツボってましたね。
2022年07月24日
<キャッシュレス?>
また株に引き続き、某新聞のあおり記事ですが、キャッシュレスではスマホ決済が主流になりつつあるというどこの並行世界なんだろうという記事がありました。少なくとも私の周りで(といってもヨーカドーとイオンとワイズマートくらいですが)スマホ決済をしている人はほとんどいません。特にヨーカドーとイオンは大半はプリペイド形式のカード(スイカ、ナナコ、ワオンなど)かクレジットカード。コンビニはスイカが結構多い。統計では決済額ベースでスイカなどの電子マネーをQRコードが抜いたそうですが、通販とかでは多いのかもしれません。
キャッシュレスで世界に先行したのは日本のほうですが、残念ながら今の日本の交渉力では何を先行しても標準に採用されることはありません。政府はもう少し努力してもいいのでは?と思いますが。。
日本の電子マネーは国際標準ではない、という話はキャッシュレスという目的から完全にはずれています。別にスイカはチャージも自動またはクレカで現金さわらないし、レジの所要時間は一瞬。汎用性は抜群でスマホやスマートウォッチにも組み込める。
2022年07月18日
<ガソリン>
日本もじわっと価格が上がってきました。お気に入りのシリアルは値段が同じなのですが、一袋400gがいつのまにか360gになっていました。私が30年ほど前にUSにいたとき、ガソリンは1ガロン(3.8L)1.2ドルくらいでした。今では4倍以上。日本の値上げなどどうでもよくなるくらいの物価高になっています。今の円安レベルで比較すると実は日本のほうが安い。
何かにつけ、標準化すべきだ、というような話をよくするアメリカ人ですが、だったら、ガロンとかマイルとか止めたら?とよく思います。六角レンチもインチなので不便。しかし、なぜか車の排気量はMKS単位系を使ってます。以前アメリカ人に
「なんで排気量はガロンを使わないのか?」と聞いたことがありますが、その時の回答が
「排気量といえばリットルだろ」
説明になってないけど、なんか納得してしまいました。
2022年07月17日
<趣味>
今お手伝いしているUS企業の教育で「ストレス回避法」というのがありました。深呼吸しろ、散歩とか出ろ、スポーツやれとかいうのですが、やはり、体育会系が多いんだろうなあと感じました。
現在持っている仕事のどちらでも趣味をお客様に聞くと、テニス、ゴルフ、ヨット、ジョギングその他スポーツ系または釣りとかアウトドア系が大半です。DENSO時代には次長の趣味が囲碁で昼休みのたびに下手ながら付き合わされていましたが、それでも彼を含め私以外はテニスかゴルフを趣味としていました。自慢にもなりませんが、私はゴルフクラブにも釣り竿にも触ったことがありません。一度だけ、家族で長野に行ったときに子供と釣り堀という所で竹竿に糸と針がついてるだけの釣りはやったことがありましたが。
このあたりも多様性を認めてくれてもいいようなものですが、お客様にゴルフをやったことが無いというと哀れみような眼差しを向けられるのは、なんかあまり気分のいいものではありません。
そういえば、今仕事を頂いているUSの会社の面接でも「趣味何?」って聞かれて「楽器の演奏」って答えたらなんかしばし沈黙。そんな珍しいのか?
2022年07月17日
<メンタル防御法>
このように他人は利用するものだ、と考える人が残念ながら多くいます。何度か責任を押し付けられながらも、今までメンタルやられずにやってこられたのは、私の最初の師匠の言葉のおかげです。
「仕事で失敗したって、命とられるわけじゃないし、干されたって給料もらって勉強する時間もらえたと思えばいい」
UpOrOutのコンサル業界で評価は超低空飛行、昇進もほとんどなしという状態でやってこられたのはこの師匠の教えによるところが大きいと思います。この業界、残念なことに生真面目な人が多くメンタルをやられています。残業時間の問題というより、まわりの言葉の暴力でつぶれてしまうケースが多いと思います。もしこれを読んでくださっている読者の方、ご自身に心当たりがあれば、「失敗したっていいじゃないか、評価なんか低くたって命取られるわけじゃなし」という気持ちでやりましょう。
2022年07月17日
<幼稚な人たち2>
下記の話には続きがあります。私は悪くないということを実証し、そのおじさんに責任取ってもらってね、と部長の部屋を出ようとした時に、「なんとか協力してくれないか」と部長が言い出しました。
一人では無理なのでアルバイトで方をつけてもらい、帳簿、入出庫記録、品番、シリアルナンバーなど数百の部品を全部洗い出し、行方を追い、いろいろやってたのですが、中間報告時にそのおじさんと部長が放った言葉もすごい
「期末までにできないと責任問題になる」つまりは出来なかったらお前の責任だぞと。
頭に血が上りかけましたが、ここで当時の所属長まで部長におもねって裏切ってくれました。期末まで1か月半。課長から部長までは当時30そこそこの私に全責任を押し付ける気満々で、いわゆる四面楚歌状態になりました。アルバイトの方に無理を言って残業までしてもらい、会計、経理、製造の方々に協力してもらいなんとか片づけました。どうやってやったか疑問があるでしょうけど、まあ、なんとかしたわけです。
その後、その方々は割増退職金を手に辞めていかれました。もちろん礼など言われていません。もっともその時の在庫管理とか帳簿管理という実務に触れることができたことが後のコンサルタントになった時に役にたったのは言うまでもありません。その時は腹が立って仕方ありませんでしたが、まあこれも人生万事塞翁が馬かな、と。
2022年07月17日
<幼稚な人たち>
組織設計はかなり面倒くさいものです。利害、責任分担など一筋縄ではいきませんし、今までの仕事とのバランス、移管まで考えて設計しないといけません。特に権限と責任の一致は重要で、これが崩れると間違いなく破綻します。自分が失敗しても責任は他人となれば好き勝手やる人がどうしても出ます。
しかし失敗をした時に、「誰のせいだとか言わず、みんなで協力すべきだ」と言い出す人が必ずいます。一見ポジティブな発言をしているように聞こえますが、大抵の場合、うやむやにするか、全く違う人に責任を押していることになります。
以前、工場にいた時に、リワーク待ちパーツが帳簿価格で6億円ほど紛失したことがあり、その時にリワーク前テストをやっていた私が全部なくしたと報告したおじさんがいて、当時の製造部長まで一緒になって私に責任を押し付けようとしました。
物的証拠そろえて、私は持ち出したのは数個で、すべて保管してあり、その報告したおじさんがまともに保管すらしていないかったということを証明したことがあります。その時に部長だった方が言ったのがこれ。「誰が悪いではなく、みんなでなんとかしよう。」
おい、5分前まで私を悪者扱いしていたの誰だよ。。。
2022年07月17日
<天気予報>
私のプリウスについているナビは乗るとおかしな日本語で天気予報をしゃべってくれます。
昨日は「曇りのち嵐」
嵐という予報が初めて聞きました。でも嵐は来ませんでした。今日の予報が曇りのち晴れ。でも12時半現在大雨です。ここのところ大外れが多いので気になっています。
2022年07月16日
<お国変われば>
現在、とあるUSの会社のPLM導入準備のお手伝いをしているのですが、ルールとしていろいろ教育をうけろと言ってきます。先日は職場の暴力行為についての教育があったのですが、その中の一つがさすがにこれは日本の会社ではないな、という話がありました。
銃を持った暴漢に会社が襲われた時はまず身を隠せ、狭いところには入るな、隠れるところがなければコピー機かサーバなど分厚い機械の後ろにいけ、叫ぶな、パニックになるな、撃たれた人がいたら、救急に連絡しろ、などなど。このご時世、本社に伺うことは無いとは思いますが、こういう目には遭いたくないものです。
2022年07月10日
<忖度>
特定宗教団体についても海外では実名報道が最初から出ています。この韓国に本拠地を持つ宗教団体は40年前の学生時代にすでに大きな社会問題になっていましたが、今でも変わっていないようです。しかし日本の報道は相変わらず「特定団体」。どこに忖度してるのやら。。。
先日アメリカ人より、「直接メールで質問して回答できなかったら、その人(インド人)が恥をかくだろう、角が立つから直接メールするのをやめろ」とクレームが来ました。おいおい、お前は昭和の役人か???
こっちも仕事の成果がかかってるので、当然忖度などしませんが。
2022年07月10日
<捏造>
今回の安部元首相暗殺のマスコミ報道で3Dプリンタで銃を作ったというデマを流すのはどうかと思います。写真を見る限り鉄パイプと外部発火装置を組み合わせたもので、銃というようりは、過激派がテロに使っていた自作の鉄パイプ迫撃砲に近い構造のものです。3Dプリンタなど全く関係ありません。3Dプリンタけしからんという話をバラまく意図が私は理解不能ですが、規制などされたら一部製造業は大変困ることになります。
インターネットが無い40年前ならまだともかく、ネットには専門家も多く、場所さえ選べば、かなり正確な情報が入ります。メディアが情報を独占できる時代は終わっているのですが。。
2022年07月08日
<安部元首相暗殺>
安部元首相が凶弾に倒れ亡くなられました。ご冥福をお祈りします。民主党の失策でどん底まで落ちた経済を日銀の黒田総裁と協力して急速回復させた業績は日本の歴史に残ることは間違いないでしょう。この重要な時期にこの方を失うのは日本にとっては大きすぎる損失と感じます。
報道がなぜか元自衛官を強調していますが、在籍は3年、退官は17年前、安部元首相が就任する前です。その後17年間が全く報道されませんが、事件発生1時間後にはなぜか元自衛官という話が出てきています。最初から準備でもしていない限りこれほど早くは情報は出ない。警察には徹底的解明をお願いしたいと思います。
2022年07月06日
<面白い論理>
戦争が始まって、もう4か月半になります。他国の領土に軍隊で侵入、破壊、殺戮を行うことを世の中では侵略といいます。普通の感覚では侵略した側が悪いと思いますが、「US大統領が介入しない、と明言したことがこの事態を招いた。悪いのはUSだ」といまだに言われる方がおられます。 確かにこの発言は抑止力を落としてしまったことは事実。しかしだからといって侵略は正当化されるものではない。これもいわゆる論理のすり替えです。
もう一つ。サムスン電子が「USで」、「今後5年間に」、47兆円を投資するのに、日本企業全体の「国内の」「今年度の」投資額は4兆円弱、だから日本企業はダメなんだ、と言われている方がおられます。かっこを付けるとすぐわかりますが、これも典型的な詭弁と言えるでしょう。確かに47兆円は実現するのであればすごいですが。
2022年07月06日
<また投資>
日経はよく財務省機関紙とも言われますが、少し度が過ぎてきたようです。某国では投資家向けチャンネルまで大統領選で設けたのに、日本の政治家は選挙で投資の話をしない!と騒いでますが、当たり前の話でしょう。日本で投資投資と叫んでいるのは一般人の投資リスクを負わせて経済発展を目論む人たちだけで、一般人は別に投資しなくても困らないというか、逆に投資で失敗するリスクのほうが大きいからです。かの某国は逆で、固定化した貧困から脱出する一発逆転の手段が投資しかないなどという話は少し情勢に詳しい人なら誰でも知っている話です。
海外ではーとか騒ぐ人のことを出羽守というそうですが、「実質的な嘘」が多いのが現実です。福祉国家と言われている某国では性犯罪率でトップで治安が悪いとか、教育が無償の某国では所得税率が恐ろしく高いとか、良い面があれば必ずそれを上回る(下回る?)悪い面があります。
2022年07月06日
<物価高>
選挙も真っ只中、物価上昇は円安を放置した政府の責任だーと騒いでいる人がいますが、物価上昇率は最新データでコア部分は1%前後。USはこれが9%。今日もマヨネーズが15%も上がった!と新聞に出てますが、いや重度のマヨラーでも無い限り1つ20円上がってそこまでインパクトがあるとは思えません。そもそもマヨネーズ、円安関係ないのでは?
私は経済の専門家ではないですが、一応常識程度は学んでいます。値段が上がれば、代替品に行くか、消費そのものが減るなんてのは常識で、それで困っているかどうかは値上がったものによります。小麦系は上がるのはインフレでもなんでもなく、黒海から船が出られないことが主原因。だからまだパンとかスパゲッティの値上げはわかる。でもこれはインフレでも何でもありません。ただの原料コスト高。コメの商品という点では千載一遇のチャンスだと思うのですが、なぜ動かないのか不思議。
これで思い出すのが1993年の長梅雨による不作。コメが超不作でコメ不足!になり、特例でタイから長粒種米を輸入しました。コメへのこだわりは元からありませんでしたが、これが決定打になり、
「コメが無ければパンを食べればいいじゃない」、という意識になりました。
2022年07月04日
<音楽ネタさらに>
今はあまり流行らないジャズ。私が学生のころは結構ジャズファンがいてファッションみたいなものでした。ジャズと言ってもモダンジャズ、ビッグバンドジャズ、デキシーランドジャズといろいろあります。ちょっとおしゃれなのはモダンジャズ。ピアノ、ドラム、ウッドベースと管楽器という組み合わせが一般的で、この管楽器はサックスかトランペット、トロンボーンなどが使用されることが多いのですが、たまにクラリネットとかフルートというバンドもあります。クラリネットだと日本では北村英治さんが有名ですね。
クラリネットはビブラートをかけないのが普通ですが、これにジャスだとこれにビブラートをかけます。しかし、ビブラートをかけてリズムに乗り切れないとチンドン屋になってしまうところがリスク。
2022年07月01日
<ついでに音楽ネタ>
K-POPが流行ってるそうですが、確かにレベルはJ-POPよりも高い。練習量がすごいので一番人気のグループがストライキ起こすとかゴタゴタがあるようですが、でもそれでも上手い。嫌韓とかも流行っていますが、だからと言ってKPOPのレベルが日本より高いことは事実。だから日本も頑張るべき、とは思いませんが。
クラシックの世界でもゲルギエフという天才指揮者がいますが、その例の戦争がらみの発言でヨーロッパから締め出しをくらったそうです。チャイコフスキーもショスタコーヴィチも聞いた中では最高でした。芸術は政治と無関係かと問われればそうではないとしか言いようがありませんが、残念なことだな、とは思います。
2022年07月01日
<才能>
ANSYS在籍時、若手と話をしてた時に音楽の話になり、楽器の才能は運動能力、だからピアニストの子供がピアニストになるのは普通、と話したら驚いていました。指や腕が意図した通りに意図したスピードで動くかどうか、管楽器の場合は息の安定性、唇の安定性などすべてが運動能力の問題で、音楽性とか解釈とかそのあとの話です。「クラシックは少々リズムがずれてもよい」などと戯言を言う楽器だけ立派な自称バイオリニストもいましたが、正確に意図した通りに演奏できることがスタートラインです。
ドラマとかアニメでは「技術はあるが面白味がない」というセリフがたまにありますが、特にクラシックでは「技術が足らない」の間違いです。しかし才能がないと、ある領域から先はいくら練習しても出来ない壁があります。
打ち込みが味気ないのは「技術が足らない」からです。音楽は一定速度ではなく、強調したいところ、少しゆっくりにしたいところなどがあります。これはある意味定石的なものがあるのですが、それをいかに正確に行うか、が演奏の良否につながるわけで、打ち込みする人がそれが出来ない=「技術が足らない」だけです。
感情を込めるのもいいですが、それが正確さに欠けるとただの自己満足。
2022年07月01日
<アカペラ>
私は高校、大学と吹奏楽部というところにいました。私が大学1回生のころはまだ吹奏楽はイベントの伴奏というイメージもあった時代で、私も含めてたいていの行進曲は高校時代にやったことがあります。まあ、今はアニメの影響もあり、「音楽」的になりましたが。
私が大学で入部した時の新歓コンパでお開き前に、先輩方が「合唱やるぞー」と言い出し、何かと思ったら
「旧友!」とか叫んで各パートが自分のパートを歌いだしました。「よーし次は星条旗!」とか3-4曲続いたのですが結構これがうまい。さすが大学、と感心した覚えがあります。
1年に1度定期演奏会があるのですが、確か2回生の時にアンケートで
「吹奏楽たるもの、なぜ行進曲をやらないんだ」というコメントがありました。40年前はまあそんな時代です。
ちなみに木管が結構活躍するのが「星条旗」と「軍艦マーチ」。特に星条旗は最後の部分はピッコロの独壇場。しかし、これを「歌う」のはモーツァルトの「夜の女王」くらい難しい。
2022年06月25日
<選挙>
公示が行われ、初めての週末、意外と静かです。ま、こんな住宅地回ってもしかたない、と思うのか、騒音出すと怒られるという常識が働いているのかはわかりません。
2022年06月25日
<尼崎USB>
昨日ネットオークションに尼崎USBなるものが出品されたそうです。その前日に尼崎市の委託先の会社員が紛失したというニュースを受けて早速出てきたようです。
報道では酔って路上で寝てたという非常識な、、、、というような報道が多いですが、たしかにこれはアウト。しかしそれ以前に、機密情報をUSBに入れて持ち出させている尼崎市の責任のほうが重大です。一般企業でUSBメモリは10年以上前に使用禁止にしているところが多い。酔って爆睡よりもUSBを許可している尼崎市のセキュリティ感覚に驚きました。
ま、市役所という場所は保険証の代わりにもなるマイナカードの更新時、「こちらでパスワードを入力しますからここに書いてください」と平気で言って来ますので(更新した人はわかると思いますが、これを前提にシステムが作られている)USBごときで何を騒ぐの?と言われそうですが。
2022年06月24日
<遅刻は善?>
TVの出演者いわく、「遅刻がダメ、というのはおかしい。遅刻しないことくらいしか自慢できない無能な人の言い分だから意味がない。」のだそうです。
能力と社会常識という性質の異なるものを関連づけるという幼稚な詭弁ですが、こんな馬鹿話を放映するようではテレビの衰退も理解できます。TV側としては自分は能力があるから常識など必要ない、というようなことが言いたかったのだと思いますが、何の能力なのか私には理解できません。
TVの方々が見下す一般企業の会社員の間では、いくら有能でも時間守れない人は信用されませんよ。
2022年06月22日
<名古屋名物>
名古屋近辺出身の人はトンカツというと味噌ダレがかかっているのが当たり前だと思う人が多くいます。私もそうでした。名古屋のホテルをベースに仕事をしていた時は週に1回くらいは食べてましたが、出張もほとんどしなくなったので縁遠くなっていました。
まあ味噌カツに関しては矢場〇んという店は東京にもあるのですが、少し高い。しかし、なんと栃木でも意外な場所にこの名古屋名物が食べられる店があります。少し味噌ダレが好みと違いますが、おいしい。定期的に近隣のお客様を訪問しているため、週に1度はその店に寄っています。
名古屋=八丁味噌という短絡的思考はよくなく、名古屋名物展と称して某モールにあったのは「味噌チキンカツ」と「味噌煮込みきしめん」。両方とも名古屋にはありません。もう少し調べてから企画すればいいのに。。。
2022年06月21日
<矛盾>
政府が節電を呼びかけ、節電した人には電気料金を下げるなどの措置をとるのだとか。ではEVなど電気を馬鹿食いするものは買うなということかと思いきや、それは言わない。じゃあ発電所を新設するか延命するか、という話もない。
恐ろしく場当たり的だけど、なぜ野党の皆さんは代替案出さないのでしょうか?憲法だとかLGBTとかより、こっちのほうが絶対に受けがいいはず。
2022年06月21日
<選挙違反>
公示は明後日なのですが、2日前の日曜日に候補者の名前を書いたビラを配って投票をお願いに回っている人がいました。どの党かは伏せますが、明らかに選挙活動で、フライングです。しかし信念を持ってフライングされていました。
お見かけしたことが無いので近所の方ではないと思います。かなりお年の方でしたが、革命にあこがれた世代かもしれません。
2022年06月21日
<地震>
能登半島で地震が続いています。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。揺れが続くのはつらいものです。阪神淡路島地震は地震そのものは大したことなかったので、その後、余震とかで悩まされることはありませんでしたが、東日本の時は気象庁で震度2以下は記載しないというような措置が取られるほど地震が多発、ここ、千葉もしょっちゅう揺れていました。10年以上たった今でも時々起きますが、地質年代的には10年など誤差範囲内なので、あと数百年は続くでしょう。
ここは液状化が深刻でしたので、細い井戸をほって水を逃がすことで液状化が防げますとか怪しげな業者が闊歩しました。今回の地震は水が原因の可能性が高いとのことで、メカニズムとしては研究途上のもののようです。くれぐれもそういう業者にはご用心を。
2022年06月20日
<予想屋>
なんだかんだでギャンブル場の近くに住んでたはわりには一度も行ったことがないのですが、噂によると競馬場に「予想屋」という人がいて情報を売っているそうです。あたるかどうかはともかく、寿命の短い情報なので商売になるのだなと感心しました。
株の予想屋というのもいます。大手新聞社までが予想を出していますが、これ、やめたほうがいいのでは?と思います。来週はこういうところに投資すると「儲かる」という響きそのものが「なんだ競馬と同じか」。
長期資産形成を中心に投資を考えるという話のほうがずっと役にたちます。野村総研に転職したときに研修の一環としてFPの方が確定拠出のポートフォリオの組み方の講義をしてくださいました。彼女いわく、「短期収益はあまり追わないほうがいい。」
しかし新聞が出すのは来週はこれが「注目株」、みたいな話が多い。やはり「なんだ競馬と同じか」
ま、短期に「儲けが出る」話のほうが読者が増えるのは事実ですが。。。
2022年06月20日
<技術情報のアクセス権>
これを法制化するのだそうですが、おい、やってなかったのか??
担当者以外アクセス不可能という情報も多いですが、日本の場合は管理職が当然のようにコピーを要求してきます。この時点で管理は破綻しています。機密区分を決めても、機密として管理されている実態が無いから、と機密情報を持ち出した人が裁判に勝つケースもあるから管理はちゃんとしろ、というのはIBMに入って最初に教えられたことでした。
かつて社長の情報要求を研究所長が蹴ったことがあります。情報管理はそこまでやるべきという例ですが、上長が部下を支配するという構造を取る限り難しいでしょう。
もっとも「あいつは現場で役に立たないから管理職になったんだ」とまで馬鹿にされる管理職も問題といえば問題ですが。。
2022年06月20日
<言論の自由>
S木議員の「自分の力で戦争できないなら止める(降伏す)べき」という発言がまた物議をかもしているようです。ロシアが「北海道の半分の俺たちのもの」と明言し、日本をどうやって守るか、という話が盛り上がってる中、選挙前にそれ言うか?というのが正直な感想でした。
いろいろな考え方があるし、誹謗、侮辱でない限り、日本は言論の自由が保証されていますが、H下氏の上海電力疑惑もあるし、政党幹部は頭を抱えているだろうなあ、と。
2022年06月19日
<原発訴訟>
東京電力の福島原発の爆発について国の監督責任を問う訴訟で原告は敗訴しました。まあ当然といえば当然の判決で争う場所を間違えている。津波の高さの指導が問題ではなく、津波対策の発電機を地下に置くという愚行をしたのが問題でやったのは国ではありません。そこまで前提にした検査をしなかったことは国の責任とも言えますが、それよりも早急に海水注入とベントをさせなかった当時の政府の無能を突けば勝てたかもしれません。
何故そこを争点にしたのか、とても不思議な裁判でした。
2022年06月17日
<これも才能>
何かのインタビューである大学教授が
「なんとか1000万くらいでこの並列計算機作れた」
と答えたときにインタビューしてた側の教授が
「秘訣を教えてくださいよ」
と頼んだのでその教授が計算機の説明を始めたのですが
「いやそっちじゃなくて1000万どうやって作ったかのほうです」
2022年06月17日
<天才肌>
理学部というのは抜きんでた人材がたまにいます。現在、東大、カリフォルニア工科大学といろいろ活躍されているO教授という有名人がいますが、この方、大学時代同期で名誉なことに同じ実験グループにいたこともあります。
4回生になる前に所属研究室を決める際、ガイダンスで素粒子論の田中教授から「二番は意味がないから、一番になれるところに行け」という話を聞かされ、進む道を変えた人も多いのですが、少なからず彼の影響があったと私は思います。
アマデウスという映画で、詳細は忘れてしまいましたが、サリエリにこんな感じのセリフがありました。
「神は私に才能ではなく、才能を見分ける力しか与えられなかった」
私を含め、大半の人はそうなんだろうな、と。
2022年06月17日
<ラウエ斑点>
X線解析で乾板上に出る輝点でこれを分析することにより結晶構造を求めることができます。この発見者の名前を取っているのですが、実は我が国の寺田寅彦先生はそれより前に発見していました。しかし発表がローカルだったため認められず名前が「ラウエ斑点」になったそうです。
DENSO時代に固体物理の講義に来ていた先生が
「大変残念なことだとは思いますが、寺田斑点になるとなんか食堂みたいですよね」
と言われてたことをふと思い出しました。寺田飯店。確かにあまり語呂はよくないかも。
2022年06月17日
<貯蓄から投資へ?>
またそんな話が出てきたようです。かつて金融大臣をやっていた方が「これからは老後の資金は投資で自分で確保する必要がある」と言われていました。同時に「投資は自己責任である」とも
つまりは命がけで投資をやれ、失敗したら老後は無いということです。
今も政府は小学校で投資を教えろとか言ってますが、投資する人間より投資される人間のほうが国にとっては重要です。年金財政が破綻したから自分で資産を作れ、という話でしょうけど、どう考えても責任転嫁。本当にやるべきは投資される人間をいかに育てるか、のはず。
日本では金融機関が。かつて元本を削って高配当にみせかけるとか詐欺とも言えるような金融商品を高齢者に売りつけ、ただでさえ悪かった投資のイメージをさらに悪化させました。それを見わけるためにも教育が必要だと言ってる人もいますが、私のような投資の素人は「日本の金融商品は危ないから買うなら実績のあるUSの投資信託にしておこう」と思ってしまいます。数十年運用しているものも多いので安心ですよ。
2022年06月17日
<元寇>
ブルーバックスの新刊に「日本史サイエンス」というのが出ていました。パラパラめくって面白そうなので買って読みましたが、これは面白い。最初のテーマは「元寇」で1274年の「文永の役」です。高麗の兵隊がフビライハーンの命によって日本を侵略しようとして、追い返された、あれです。残忍さは語り継がれるほどすさまじかったそうですが、戦略としてはかなり間抜けな状態だったようです。
上陸したはいいが、翌日なぜか引き返したという不思議な侵略ですが、この謎の回答を明快に出しています。船舶技術者の播田安弘さんという方が書いておられるのですが、物流リードタイムの見積もりから上陸作戦は失敗したと考えられ、一部上陸した兵は日本の侍軍団にぼこぼこにされ、損耗が激しかったので仕方ないから引き返したと結論付けています。実証研究ってこうやってやらないとね、というお手本みたいな本です。今までの議論が空論に聞こえるようなあざやかな論証、これはぜひ歴史学者の方に読んでいただきたいと思います。
神風というのも台風が11月にくるわけもなく、勝手に来て、勝手に引き上げて帰り道で、船の構造がへぼいうえに玄界灘特有の強風にあおられて自滅したんだそうです。それ以外にも秀吉の中国地方からの超速帰京の話とかあって損はしない一冊です。
2022年06月14日
<毒饅頭>
IT業界には見た目は普通でも食べると死ぬというプロジェクトがあります。気の利いた営業は鼻が利くので声がかかっても次点で落ちるという芸当が出来ます。たまに慣れていない人間が取ってきてしまうことがあり、そうなると悲劇です。
今でも印象に残っていますが、とあるアコースティック系の楽器製造メーカに電子部品製造用のシステムを入れるとか言い出した人がいました、同じ製造業なのだから部品展開して材料調達すればいいはずだ、と主張されていました。
木材の乾燥から切り出し、加工の工程を説明し、計算通りに材料が消費されるわけではないからそのシステムは使えないですよ、と思いとどまらせようとしたのですが、「僕の提案にケチつけるのか!」と逆ギレされて結局部門を追い出されました。
いったん他社に出向になったのですが、その時の縁で、現在その会社さんから仕事を頂いているという、まあ「人生万事塞翁が馬」を地で行くような話でした。
ちなみにそのプロジェクト、予想通り、数年地獄を見た挙句、何の成果も出せず撤退。提案した本人は逃げましたが。
2022年06月11日
<契約書>
AIによる契約書のチェックは違法だそうです。チェックするのは弁護士の専権事項で、それを他業種が侵犯するのはけしからんという話でしょうけど、英語の契約書とか英語が出来ない日本の弁護士の方、大丈夫なんでしょうか?
他国の企業が日本企業に発注する場合は契約書は当然英語になります。微妙にニュアンスの異なる用語を条件を確認していく作業は結構骨がおれますが、弊社発注元はしっかりした契約書を作ってくれているのでまだ助かります。まあ、トンデモ契約書は日本企業の方が多いので、余計な心配かもしれません。
以前、数十万円程度の小規模プロジェクト支援で、プロジェクトで使った弊社のソフトウエアツールを契約終了後にすべて無償譲渡しろというトンデモない契約書を送りつけてきたコンサル会社がありました。その後も勝手に契約金額を下げる、期間を倍に伸ばす、とかやりたい放題で、IBM時代に社内弁護士の先生に何時間もかけて契約書の読み方書き方、交渉方法を教えていただいたことが役に立ちました。その意味では弁護士の専権事項でもいいかも。杉〇先生、ありがとうございました。
2022年06月10日
<哲学>
学生時代、素粒子の先生から物理理論の裏にある「哲学」は重要、という話を聞いて以来、結構哲学は読みました。ニュートン力学の裏にあるカント的発想、アインシュタインの相対性理論に影響を及ぼしたマッハ哲学。意味というものに一石を投じたヴィトゲンシュタインなどなど。「哲学」は考え方そのものなので、何が真実かを実証するのはかなりむつかしい。というか判断がつかない。でも人間、自分が正しいと思いたいのは誰しも同じで日本の哲学研究者も他の研究者への批判が多いなあと感じてしまいます。本人たちの間でも同じような話がありハイデガーはフッサールを師としていましたが、晩年のフッサールは「私の哲学を理解していない」と不満をもらしていたようです。
自然科学、数学の世界ではこの状況はほとんど発生しません。経済学は似たような状況がよく起きますが、ケインズ卿や近年では黒田総裁の例を引くまでもなく、実際にそれを適用して証明することも出来る。まあ、日本はその実験場とも言えます。しかし哲学はそれが難しい。だから批判しあってもあまり得るものは多くありません。
「考え方」はその時代ごとに違っていてもおかしくなく、絶対的なものに対する疑い・反発が19世紀後半に出始めるとそれをベースにした哲学が一気に広がる。カントもマッハもある意味、社会そのものを反映しているわけです。学問が行き詰まるのは結構同時期に重なることもあり、哲学が先行して他の学問が引っ張られるという例の一つがアインシュタインの相対性理論、近年では10年ほど前にメルロポンティの著作がAIのモデルに近いと話題になったこともあります。
ではマッハやメルロポンティが完全な真理を得ているのか?というと違います。しかし一部他の学問の主流につながっている部分もある。哲学の他派への批判を見ると、「つながっていない部分」を批判し、「つながっている部分」を含めて全体を否定するという論法が結構あるのには閉口します。
2022年06月07日
<訃報>
SONYの元社長、出井氏が亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。SONYというとどうしても思い出すのが最低のCEOと言われたストリンガー氏でしょう。CEOを追われたのは外国人を受け入れない日本企業の閉鎖性だ、とか捨て台詞を残していましたが、単に無能だっただけの話です。
SONY全盛期ともいえる時期にCEOだった大賀氏は東京芸大卒のバリトン歌手で、趣味が飛行機の操縦というすごい人だったそうです。カラヤンとも親交が深く、レコードからCDの切り替えをカラヤンが一番嫌がるリハ録音をしてまで説得した逸話が有名です。
出井氏も印象に残っているのは高級路線でこけたことです。発想は悪くなかったと思うのですがユーザ層を少し読み違えたかなと思いました。同様に高級路線でこけたというと業界は違いますが、マツダが有名です。バブル期に手を広げすぎて後が大変になりました。後付けではいろいろ言えますが、当時の状況を考えるとまあ、仕方ないかなと。
高級路線で成功したといわれるのはLEXUSですが、「おもてなし」を勉強させるためにLEXUSの販売員を池袋の執事喫茶に送り込んで修行させた、という噂は本当なんでしょうか?
2022年05月31日
<4630>
世間をにぎわしている誤振り込み騒動。振り込まれた側は名前も顔も公表されていますが、個人攻撃はワイドショーネタにはいいかもしれませんが、そもそもなぜこんなことが起きたのか? 実は少額の振り込み間違いは結構いろいろな自治体で多発してるとのこと。マスコミが公器を自任するのであれば追及すべきはこちらではないでしょうか?
持続化給付金で10億円近くを「給付」された人が指名手配されていますが、これもなんでこんなことが起きたのか、というほうが重要です。普通に考えれば、誤振り込みも10億円も支給する側に協力者がいたと考えないと「ありえない」話ではないでしょうか?
実は私の実家も「誤支給」を経験したことがあります。私の父の名前が女性ともとれるような名前だったため、市の担当者が「母子家庭」だと思って妹の小学校入学時に学習参考書みたいなものを送ってきました。問い合わせたところ先方は平謝りで、返そうか?と申し出たそうですが、お詫びとして受け取っておいてほしいとのこと。
もう50年以上前のことですが、そのころから仕事のやり方が変わっていないのかもしれません。
2022年05月30日
<京都-4>
1978年だったか、成田空港を学生運動の過激派が占拠破壊したというニュースがありましたが、遠い世界の話だと思いきや、2年後に京都で暮らし始めると、焼き芋買いに行くようにごく普通に学生運動やってる人たちがいました。学生運動の団体だけで、中核、核マル、民青同、マル青同、熊野寮自治会、農学部自治会などいろいろ。自治会というのを町内会の自治会と思ってはいけません。ヘルメットかぶってタオルで顔を隠してハンドマイク片手にデモや集会をやる団体です。
土地柄、宗教系もいろいろいました。多かったのが歎異抄研究会という新興宗教。この時の印象が悪く、歎異抄=いかがわしい本、というイメージがいまだにあります。
あと、実害は無いのですが、手かざしが特徴的な〇光の業とか、奇跡の水とかいうのもいました。
私の友人が「奇跡の水って知ってますか?」とその信者に声をかけられ
「うちの宗派は奇跡のお湯です」と返したそうです。その友人、その機転で大学教授やってるそうです。
2022年05月30日
<京都-3>
京都には西田幾太郎という日本が誇る哲学者由来の哲学の道という散策路があります。銀閣寺からそのまま下ると南禅寺まで行けますが(かなりの距離があります)、ここは疎水という水路があります。排水が入り込まないこともあり、季節になると夜は目がおかしくなったかと思うほどホタルが乱舞していました。京都在住の友人によればまだ、ホタルは健在のようです。
2022年05月29日
<京都-2>
今出川通りで賀茂川と高野川が合流して鴨川になります。下賀茂神社はそこからすぐで散歩にはちょうどいい場所です。
賀茂川を遡っていくと上賀茂神社に行けますが、途中の桜並木は結構圧巻。よそ見してるとぶつかるので注意。さらに進んで鞍馬口で左に折れると心霊スポットで有名な貴船神社、右に行くと花背峠。ここまで来ると星が素晴らしくきれいに見えます。たまにおかしな光も出ます。実際見た時にはさすがに背筋が寒くなりましたが。。
この鴨川合流地点をデルタと呼ぶ人がいますが上下逆です。学生の間では鴨川ナブラ地帯と呼んでました。ナブラはこんな形⇒∇
2022年05月29日
<京都>
学生時代は市内、IBM時代は宇治に通算10年ほど住んでいましたので、京都は行く場所ではなく、帰る場所、という感覚がまだあります。私は吉田神社の南の神楽坂の途中に下宿していましたが坂を少し降りたところに和菓子屋がありました。当時まだ祖父母が生きていて、帰郷する時にいろいろお土産を買っていったのですが、ここの和菓子が一番評価が高かった記憶があります。
逆に一番評価が低かったのが「すぐき」。1回生の時に人文地理を教養で取ったときに浮田先生が「すぐきは産地に行くと安く買える」と教えてくれたので原付で上賀茂まで行って買ってきました。発酵させているので、癖がありますが、菜っ葉部分をみじん切りにしてご飯と混ぜると絶品。本体は少し厚切りにするのが好きでした。おいしいから、と祖父母に持っていっても受けませんでした。まあ年とると食べなれないものが無理かも。
京都の和菓子屋が舞台のアニメの話を聞いてふと思い出しました。当時からは40年くらい経っているので鴨川も賀茂川も様相がかなり変わってますが。
2022年05月26日
<化石燃料>
戦争のせいで、原油が高騰したので、つい先日まで、やれ人権だ、やれ脱炭素だと散々おとしめてきた中東各国に「増産しろ」と言ってる国があります。
「おまえなあ。。。。」と中東各国は呆れているようです。
この国が送り込んだUAEへの弔問団が大統領以外は全員というすごい状態ですが、結構冷たく取り扱われているようです。
特に脱炭素は非現実的な話を建前だけでやっているので、こういう現実的な問題が起きると議論がすべて瓦解します。
太陽光発電のCO2排出量が多いことは何故か誰も指摘しませんが、太陽電池作成には膨大な電力が必要ですし、寿命はせいぜい10年強、熱海の土砂崩れでわかるように、無茶な土地開発で環境破壊する上に、廃却にもかなりの手間がかかります。しかしそれを指摘すると環境意識が低いと逆に怒られる始末。
現在、効率と継続性が両立し、かつCO2排出量が少ないのは最新の石炭コンパインドサイクルでCO2回収装置をつけたものだと言われています。石炭を悪者にしたのはこの技術で世界シェアを日本に取られると嫌だから、という話もありますが、「環境派」はトヨタが市場を席捲するのを避けるためにハイブリッドを禁止するような人たちなので、あながちデタラメとも言い切れません。
安い二次電池のめどが立たない中、梅雨があり、台風も頻繁に来る日本で太陽光だとか、風力だとかベース電源になるわけないというのは常識的な科学知識があればわかる話ですが、まあ石油由来のプラスチックがあることすら知らなかった人が環境大臣やってた国ですし、霞が関も環境と言った瞬間に思考停止するようです。。
2022年05月26日
<まだまだ続く陰謀論>
自分だけが正しい、という人が論破合戦をまたやってますが、中身は素人臭いなあという感想が禁じえません。その中で面白かったのが
1.軍事支援で軍事産業にお金を落とすのが目的で某国に侵攻させた。
2.首都攻略は陽動なので最初から某国の戦略通りに進んでおり某国は困っていない
3.住民虐待は自作自演で某国は救援要請を受けて軍を派遣した
1を信じている野党議員先生も多いのだとか。普通に考えたらそんなハイリスクなことをやる企業経営者はいないでしょう。企業勤務経験ない人にはわからないかもしれません。
2も軍からしたらコストが高すぎます。
3は第二次世界大戦でどこぞの国が国境を超えた時の言い訳ですし、同じ言い訳をハンガリーやチェコスロバキア(当時)でやった国もあります。歴史を知らないとしか思えません。
発言する時はもう少し勉強してからのほうがいいと思うのですが。。
2022年05月20日
<リモート会議>
以前、ここでリモート会議中にミュートをかけわすれて煎餅をぼりぼり食べ始めた課長さんの話をしましたが、今度はとある外国人の話。
彼はあろうことかUSと打ち合わせをしている間にあまりに退屈で、テレビで戦争映画を見始めました。銃撃戦のシーンになり、彼の自宅に機関銃の音とかが響いたのですが、ミュートを忘れていたため、これをマイクが拾ってしまった。
「おい、銃声がするぞ、どこだ」と騒ぎになったとか。。。
2022年05月18日
<ブーメラン>
お隣の大某国には抗日ドラマというものがあるそうです。極悪非道な日本軍をカンフーで真っ二つにしたり、「いくらなんでもそれは。。。」というようなドラマで大変人気だそうですが、これがエスカレートしてきていて、強い相手を倒す、ということを強調したあまり、悪役のはずの日本軍が、やたら格好よくなってしまって、某国の子供たちがそれを真似し始めたそうです。
今までは「日本は悪者」を奨励していた某国政府は、日本軍をカッコ良いとあこがれる子供たちはけしからんということになり、抗日ドラマを規制しなくてはならないという、なんとも笑うに笑えない状態だとか。
某ロボットアニメでも地球連邦軍より〇オン軍のほうがカッコよかったし、有名なセリフもそちらのほうが多かった。私が一番好きなのはなんといってもこれですね。
「あえて言おう、カスであると」
2022年05月16日
<戦争>
日本から遠く離れていることもあり、(侵略した側の国は我が国の隣国でもありますが)なかなか何が本当なのかわからないところはありますが一つだけ言えるのは双方とも戦費がシャレにならない額になっているだろうなと。侵略した側は石油とガスが収入源。現在値上っていますし、支援目的で購入先をかの国に変更している国もあるので、当面は戦費には困らないでしょう。
とあるジャーナリストによれば、侵略された側はこれから自滅するため、侵略者が勝利し、世界を支配していくそうなので、余計な心配かもしれませんが、負けたりしたら賠償金は天文学的数字になります。
なびかない女性へのストーカー行為がエスカレートして拉致監禁しようとしたら、屈強な彼氏が現れてボコボコにされたあげく慰謝料請求されるとかそんな感じかも。
2022年05月14日
<仮想通貨>
お隣の国の仮想通貨の暴落と報じられましたが、これを「仮想通貨」の問題とすると仮想通貨が少し気の毒です。平たく言えばねずみ講の破綻と同じと言えます。
そもそも、仮想「通貨」を「投資」対象にするというのは日本語としておかしい。投資を行う上で使うのが「通貨」であり、そのものを投資対象にする時点でそれは投資ではなく「博打」。
2022年05月12日
<博士課程>
今日の日経で問題提起していましたが、博士課程修了者を企業が採用しないのは専門性を多面的に評価しない企業側にも問題がある、という話が書いてありました。かつては物理学者を目指し、大学院にいらんと言われて挫折した私が言うのもなんですが、これは9割以上、大学の問題です。
博士取得が以前に比較して困難になっており、一度就職すると後で取るのは余程の大企業でもない限り難しい。以前は成果さえ上げて論文が評価されれば取れましたが、今は出来ないと聞いています。このあたり敷居を高くして既得権益を守るという教職とよく似ています。大学側はいまだに「博士」=「研究者」。企業にいながら博士号をとるなどもってのほか、という意識が見え隠れします。
企業にとって研究は「投資」。「研究者のプライド」をもって直接お金にならない研究領域を指定してくる人を採用する人事担当者はいません。必要なのは「専門家」です。私の知り合いにもUSでPh-Dを取った方は何人かおられますが、就職は逆に引く手あまたです。これは「専門家」もしくは「専門領域を極めることができる経験者」として扱われているからだと私は考えます。
さらに、大学側の育成にも問題があります。とある国立大学での話ですが大学からは多様性だとかミーティングで長時間拘束され、研究費がないからと他の私立大学にアルバイトに行かされ、自分の研究室には半分もいられないという教授がおられました。柔軟性を持った専門家育成をしようしても、これでまともな指導が出来るでしょうか?
この状態で企業になんとかしろ、というのはいかがなものかと。
2022年05月10日
<現実を受けいれられない人たち>
きな臭い話ではありません。効率向上で行ったシステムプロジェクトがふたを開けてみたら大幅な工数増で残業だらけになったという話です。しかし、これを主導した責任者は
実際に測定したわけではない(いや、ちゃんと計測してますが。。)
追加のプロジェクトで対策している(いや、もうそれも終わって改善していないんですが。。)
と現実逃避。願望バイアスという言葉がありますが、自分のクビがかかっていると、自分でいいように解釈した話を自分で信じるようになってしまい、外部の言葉に耳を傾けなくなります。読者の皆さん、大丈夫ですか?
2022年05月08日
<品格>
大国としてこの発言はいかがなものかと。。。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd6cd90468f7e4c9a7f78710ba810a3a7e5ecc9
2022年05月01日
<メーデー>
労働者の祭典と言われてますが、近頃は自民党の幹事長が出席するなど一昔前では考えられない変化が起きています。レーニンが泣くぞ。。。
祭りというと京都では葵祭とか祇園祭りとかありますが、これらが学生(のバイト)によって支えられていることをご存知の方も多いと思います。私も3時間の祇園祭の行列で夕食付4200円という好条件に惹かれて出たことがありますが、夕食とは菓子パン一つにパック牛乳でした。まあ予算が少ないんでしょうけど。。
あ、メーデーの話でした。DENSO時代にメーデー参加のノルマが各課に回ってくるのですが、3年連続じゃんけんで勝ったので参加したことはありません。
2022年04月24日
<素人>
私は毎月買っている雑誌は「SoftwareDesign」と「軍事研究」です。SoftwareDesignの表紙がネコに戻ったのは結構うれしかったのですが、今月は「軍事研究」がくまざわ書店という普通の書店で売り切れていました。にわか軍事ファンが増えたのでしょう。
軍事系も経済同様、素人の頓珍漢な意見が多く、他の雑誌で最新鋭のF35戦闘機を「空中戦が出来ないポンコツ」、と自称国際ジャーナリストがこき下ろしてましたが、第二次世界大戦以降、軍事技術が進歩してきたことをご存知ないのでしょう。戦闘機に限らず機械の設計思想は時代とともに進化します。
2022年04月20日
<私は真実に気が付いている>
陰謀論に陥る人の共通のセリフです。東京大学教授の調査によれば、ロシア悪者という風潮一辺倒の中でロシア擁護の投稿をした人のかなりの部分は反ワクチンの投稿をしたことがあるのだそうです。逆張りと言われる手法で耳目を集めるというのはよくやる手ですが、自分だけが知っている、他の大衆は無知だから自分が教えてやらないといけないと、どんどんエスカレートして診療所にテロをかけたりするわけです。まあ、やっと逮捕されましたが。
特に戦争においては情報戦はプロがやっています。専門家でもない素人ジャーナリストが気が付く「真実」など「意図的に気づかせている釣りネタ」と考えたほうが自然でしょう。科学技術について、それは嘘だ、という素人はあまりいませんが(トンデモ科学者は除く)、軍事学、特に情報戦について「私は見破った」と主張する素人がいます
何事も基本は大切です。というわけで、軍事関連の基本を懇切丁寧に教えてくれる元海上自衛官の方のYouTuberを見つけましたのでここにリンクしておきます。勉強になりますよ。
https://www.youtube.com/channel/UC3u1lQRR5MKOWH8erkGn3zw
2022年04月19日
<YouTuber御用達>
フォロワーが付くと結構儲かるので、小学生の間では憧れの職業の一つになっているというYouTuber。あまりすごくない画像をすごく見せるにはバックミュージックというのが有効であることが多いのですが、結構使われているのがこれだそうです。
「 Two Step From Hell 」
もとはどんなものなんだろうとCDを買ってみました。なんかすごいものが出てきそうな音楽が多いけど、連続して聞くと、オードブルに回鍋肉、メインディッシュに分厚いステーキ、デザートに唐揚げ山盛りというような感じ。
2022年04月18日
<ネーミングの不幸>
コロナ、というと病気。でもT社の車に昔ありました。
ISIS、というとシリアあたりで話題になりましたが、でもT社の車に昔ありました。
TNGA、似たような名前の製品がありますが、T社の標準となっている車体骨格の名前です。
ほとんどが偶然とはいえ、ネーミングが悉く裏目に出るというか。。。